SEROW遊び

町内会のお祭りの準備で出遅れた日曜日の朝、あやのすけさんと彦衛門さんがセローで東広島界隈に居るということで、位置情報を頼りに探していてたどり着いたダートの入り口。思わず立ち止まって写真を撮りたくなってしまうグッドコンディションのフラットダート。この先に二人が‥と携帯の画面を見た途端、位置情報が更新されて二人は別の場所へ。えー!この道走りたかったよ!泣く泣くUターンして二人のいる場所へ向かいました。

無事合流。セローセロー セロー。3人が初めて出会った数年前、誰もセローに乗っていなかったのにね。

あやのすけさんのアテンドで、もう道以外山しか見えない素晴らしいダートへ。

僕のセローは前後テクニクスのサス、FブレーキはYZのマスターです。これとノーマルセローを乗り比べてみました。僕のセローはオンロードツーリングを快適に走れる足になるようにセットしていて、オフロードを走る時は伸圧両方のダンピングを緩めてセットします。どちらかというとオンに合わせているのでオンの方が感動的なんじゃないかと思っていましたが‥この足、オフロードでの安心感が全然違う!試乗してみたみなさん、僕が最初に感じたのと同じような感想で、リアが路面の凹凸にとにかく丁寧に反応するのでリアが跳ねて何もできなくなる時間が短くてトラクションを路面に伝えてコントロールできる安心感がある。あと、ブレーキがちゃんとかけられる、特に下り坂でかけられるのがまた安心感に繋がる、とのことでした。

しばらくオンオフ混ざった道をバイク交換して走りました。ノーマル足のセロー、オンロードでは路面の凹凸で微妙に前後に振られるピッチングが気になった。こういうの、些細なことですが長距離で蓄積するとボディーブローのように疲労感に繋がるんじゃないかと思います。そしてラフロードでは開けられない・止まらないといった感じ。
結果。みなさんリアショック購入に大きく傾かれました。

最近できたという小さなお店、Koti-cafeさんへ。

うおう!こんなバーガーセットが食べられる店を探していたのですよ!野獣にならないと食べられないようなヤツ!これ、食べても食べてもネギ。

こっちは溢れまくる肉汁。やー、とても満足でした。

koti-(コティー)という名前は、フィンランド語で「我が家」という意味だそうで、そういえばトイレをお借りしたときにお店というよりは友達の家に遊びに行ったような感じがしました。見事にコンセプトに飲み込まれてしまっていました。

朝8時にオープンなので、日の出の早いシーズンに東広島で朝活ツーリングして朝食に寄る、っていうのもアリよりすぎるアリなんじゃないかと思います。

特になにをするということが決まっているわけじゃないので、ロケーション最高の(<ハンモック吊りやすそうな木が林立している)キャンプ場の視察など。
彦衛門さん、所用でここでお別れ。また遊びましょう!

入れそうな道を見つけては入っていくスタイル。ひとりじゃないというのは安心感がありますね。

幾重にも蜘蛛の巣トラップがあるので、棒を手に蜘蛛の巣を払いながらの行軍。

この道は抜けられませんでしたが逆方面の下り道、これで行き止まりだったらどうしよう‥というような勢いの道が延々続いていましたが‥舗装道路へ無事抜けられて大満足。リバースじゃないダートってなかなか見つけるの難しいのです。

これも抜けられる長いダートの途中。車はもう、絶対に無理なヤツですね。

なんちゅーか、チャリンコ感覚なんですよ。中学生の。とりあえずイケるだけ行っとこうか、というこの感覚。この年になってそういうのが楽しくて脳内でキャーキャーいうようなことになるとは思いもよりませんでしたよ。

ふと目にとまった枝道を降りていくと、水際までいけちゃうとか。

総務省の提言では「青年期15~24歳、壮年期25~44歳、中年期45~64歳」だそうで、僕らの年ではまず間違いなくこういうのを「青春」とはいわないのでしょうけれど、いや、世間に申し訳ないですが全くもって青春ですよ。「中坊」って中学生の坊主のことじゃなくて、ここでは中年坊主のコト。
金木犀のせいでところどころ普段よりも重く甘ったるくなっている空気にバイクでズバズバと突っ込んでいくこの感じ。あやのすけさんと走っているからというのもあるでしょうが、遠慮なくズバズバと切り込んでいく感じ。あと何年こういうの楽しめるんでしょうか。

山頂の岩群が御神体の面白い神社。

あやのすけさん、本職ですからね、雨に濡れても大丈夫なステンレス製の御幣をみて「この手があったかぁー!」といたく感動されていました。

一番奥の白い鳥居、結構デカい。僕らはこういう場所にくると、人の動線を想像したりその動線から外れたところにキャッシュが仕掛けられないか、自然に(病的に)探し始めちゃうんですよね。

下山して、漢のブティック。何か物足りない物があったら買い足そうかと思いましたが‥もう物足りなさ、ないですね。僕は俺のノコギリをセローに装着できそうな場所を見つけられたので、次までにソレを準備しておこうと思います。

うちに帰って、何か物足りない感じがしたのに、お湯を注いだら満たされました。足りないのはこれか。

もうね、セロー遊び面白すぎます。大型バイクで出雲へ!とかいったツーリング、もうしないかもなー。

2 Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です