Canon G7 X MarkII

2016年に発売されたG7Xを、今更なんですが2020年になって買ってしまいました。このモデル、昨年あたりに4K動画に対応したG7X markIIIが出ましたが、静止画については性能がほとんど変わっておらず、markIIも併売となっています。

CANONのクラウドストレージサービス、image.canonがGooglePhotoへ写真を自動アップロードするサービスが始まったということで、前日G9Xで試してみたら‥これがむちゃくちゃ便利。これまでの「カメラをWiFiの親機にして、携帯のアプリでアクセス」する方法ではなく、携帯のテザリングでカメラをインターネット接続して、直接カメラからimage.canonへ写真をアップロード、写真はバックグラウンドでGooglePhotoへ。カメラを携帯でテザリングしてから1分ほどでGooglePhotoに反映して携帯でみることができました。

ツーリングでも100%携帯で写真を撮り始めて数年経ちますが、この方法なら携帯はバイクの携帯ホルダから外さなくて済みます。今回G7Xを購入したのは、G9Xでは広角側は携帯よりも狭く、望遠側も携帯と差別化できるほどものではなかったからです。望遠・広角・レンズの明るさともにG9Xより一回り上となるG7Xでは、どんな使い勝手で絵が撮れるのでしょうか。

ずっと長いこと携帯で撮影することに慣れてしまったので、写真に収めたいな、と思う風景に対して自分と被写体と背景との距離関係をどうするかが、すっかり携帯のカメラで撮ることに最適化されてしまっていました。新しいカメラに合わせてバイクを押したり引いたり、自分が下がってみたり‥なかなか欲しい絵が枠に収まらないんですねぇ。

開放でf1.8、望遠側でもf2.8というレンズですから、ボケ足の効いた写真を撮りたいじゃないですか。その頭で思い描く絵と実際の物の大きさ関係とが自分の立ち位置でどう変わるのかというのがカメラに慣れないと難しい。

新しく始まったCanonのクラウド連携、撮影したらカメラ側面の無線通信ボタンを押して、画面を1回タップするだけ。あとは放っておくとGooglePhotoまで同期が終わって勝手に電源が切れます。GooglePhotoへ写真が送られてしまえば普段携帯で撮った写真を補正するのと同じ方法で加工して携帯にダウンロードするなりツイートするなり自由に使えます。

女鹿平のお向かいから雲海を‥と思ったらもう雲海も消える手前でした。雲の形状や大きさから、ブルンヒルト(石黒版)が地表に停泊したらおそらく目の前に見えるような状態なんだろうな、と思いました。

携帯で撮るよりはピントの合い方にメリハリがつきます。

カメラに搭載されている「背景ぼかし」モード、複数写真を撮影したものを合成する形でボケを強調した写真をつくる機能なのですが、被写体がバイクだと前景の解釈がうまくできないのは携帯のソレと同じ感じ。というか、この機能に関しては携帯の方が後発なため、仕上がりが良いように思います。

秋の足音が聞こえてきましたよ。

普通に撮るとバイクが真っ黒になるので、携帯側でシャドウを上げて補正。

今日の転倒。3回くらいコケた。

木漏れ日が綺麗な道。

バリアングルモニタなので、この手の撮影がG9Xや携帯みたいに勘に頼らなくてもよくなりました。

写真撮るの、朝が良い。日の出から3時間くらいまでが良いですよ。

携帯で補正を入れるのも、カメラが違うのでいつも通りじゃなくて撮影した写真なりに考えなくちゃいけませんね。この辺も慣れが必要。

今回、いつも走ってるフラット林道へ行きました。この道は表情が多様でとても面白い道なので、オフロードフリークのみなさま、是非行きましょう!

この日の初めの頃に撮った似たような構図の写真に比べたら、結構狙い通りな感じになってきました。なんか、バイクのセッティングもそうだけれど最初行き届かなかった神経が少し細部に届き始めたような、そんな感じ。

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