JC75とI-MAPとツーリング

夜明け前、水平線の向こうで何が起こっているのか空が放射状にムラムラになっていた朝。あやのすけさんがいろいろパーツを持ってGROMでうちにやってきました。

新型、と呼ぶべきか現行と呼ぶべきか、JC75タイプのGROM。今日はコレにサブコンやらいろいろ取り付けということで、朝一番から作業をはじめます。

外装剥がすところからして旧型のGROMとネジ位置や個数が違うのに驚きました。外してみてさらに、旧型だとシートを外すための鍵穴の上あたりに位置しているECUが見当たりません。ちょっと探しました。燃料タンク横にあるんですね。

プチっ。もう後へは退けない。

今回取り付けるサブコンはキタコのI-MAPです。付属の配線図をみていると‥あれ?カプラの配線の色が図と違う。そこであやのすけさん、

それ、JC61用で、JC75には着くかどうかわからんのですよ

と。なんですとー!?もうプチっしちゃったよ!

マニュアルの22番の配線番号の位置にはJC75だと違う色の線が刺さっています。これ、配線の場所を優先するか配線の色を優先するか迷っていたところ、

Matsuさんが配線の相関図、あげてました

と、あやのすけさん。早速調べてみました。

それがこれ。出典はMatsu君のみんカラ。これによると、JC61ではA-22に入っていた白青の配線が、JC75ではA-18に変更になっています。色優先で良いようです。コレ以外の配線はI-MAPのマニュアル通りです。

できた!結構綺麗にできました。
ひとりでやっていたら気が触れるか、集中が切れて飽きてしまって結局いつ終わるんでしょう‥みたいになりそうな作業も、オーナー監視下で雑談しながら進めたら全然苦じゃありませんでした。これ、たぁさんのブログをみてみると、カプラーオンタイプの配線だけ手に入れることができるようで、それ使えばこんなギボシ祭りしなくても良かった模様です(先のA-22の配線のところはゴニョゴニョしなくちゃいけないかもしれませんが)。

※翌日追記:カプラオンタイプはそのままカプラオンのようです。ただし本体抜きのカプラ&ケーブルは絶版品のようです。

透明カバーの中で渦巻くカラフルな配線‥この既視感は‥

僕らの世代的には、コレ。

新設の配線も含めて綺麗に収まりました。

エンジンごにょごにょする作業はあやのすけさん。

あれやこれやで5時間ほどで組み上がり、エンジンをかけると拍子抜けするくらい普通にトクトクトク‥とアイドリングをはじめます。

ちょっとその辺まで蕎麦でも食べに‥と思って試走にでたところ、あんまり気持ちの良い夏空だったので人通りの少ない林間ツーリングがスタートしてしまいました。平野部36度とかいう真夏の気温のなか、山は心地よい気温。もうね、超絶気持ちよかったです。

木漏れ日の中、ひたすら延々走ります。慣らし運転なので自動車と同じくらいのペースで走りましたが、開き直ってそのくらいでトコトコ走るのがまた楽しい。

林が作るトンネルを、沢で冷やされた風が抜けるんですね。もみの木森林公園へ上がる国道488号沿いの東山渓谷、走る度に思うけれど素晴らしいところ。

木漏れ日の道を抜けるとそれなりに暑いのですが、汗だーだーというわけでもなく、爽やか。今年の夏は、空の青さが特に印象的。

久々にコカコーラ飲みました。500mlのペットボトルと同じ値段だけど、このくらいの量がちょうど良いわ。

いやー楽しかった。朝早くから作業を始めたから、ツーリングまでできちゃったよ。とても充実した1日でした。

というわけで、専用パーツではありませんが、キタコさんのI-MAP配線ぶった切りタイプ、JC75にとりあえず取り付けしても走るようです。

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