VTR250

ちょっと絵でも描いてみようといきなり思い立って、だんだんのVTRを描いてみることにしました。だんだん、最近手をつけられないくらい速くなっちゃって、もう西日本最速女子といっても誰も文句を言わない有名選手だと思います。

タイヤやヘッドライトの楕円だけはお絵描きアプリの楕円定規を使って描いています。タイヤの形状の関係でどうしても綺麗な楕円の定規では正確には描けませんが、その辺はおかしく見えない程度に誤魔化しています。

暗くて見えないところはそれなりに補機類らしい感じが出るように。自分の乗っているバイクだから知っている限りで中の様子も嘘をつかないように描いています。

線描の下書き完成。

肉筆ではなくアプリで描く良いところのひとつに、マスク処理するとはみ出しのないように描ける点が挙げられます。バイクだとマスクを作るために抜きの部分を抜いていくのが面倒臭いアングル(例えば真横からみた状態)だったりすることもありますが、この位置だと抜きの箇所は数える程しかないので楽でした。ざっくりと暗めに全体の濃淡をつけて、ここから起こす方向で描いています。ベタ塗りじゃなくて、雲模様やらスパッタリングやらのテクスチャっぽい表情をつけて塗っています。

僕は大抵ヘルメットを先に描きこんでいきます。集中して作業しやすいし、ここを起こしておくことで他との比較の基準にできるからです。だいたい人乗っているバイクって、目の行くところは「ヘルメット」「ヘッドライトまわり」「一番近くになるところ(この場合はハンドルのバーエンド)」あたりなので、そこいら辺りがギュっと描けていたらあとは手が回っていなくても絵にはなります。

じわじわと進行。背景が白バックなので全体にアンダーに見えますが、最終的には背景に色を入れるつもりなので、アウトライン付近の調整とか気にせず黙々と作業します。

エンジンの塊感が見えてきた。バイク描いている時、このエンジンのブロック感が出てくる時が結構楽しい。

足回りも手を入れて概ね出来上がり。ヘルメットを10としたら、足回りの仕事量は2くらいだと思います。

久しぶりに描いたので全体的に個々のパーツを描くのに時間をかけすぎて、まとまった感じが弱いけれど、説得力はそれなりにある描写になりました。

できあがり。上の絵はクリックすると4093×2894ピクセルの大きな画像にリンクしています。

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