初練習と新しいバイクと

3月、ここ数年僕のジムカーナ練習の始まる季節です。通例だと11月の大会が終わったらシーズンオフに入るので、12月あたりに競技用のマシンはバラせるところはバラして組み直して、万全の体制で3月を迎える‥というパターンなのですが、今年はVTRのフォークの油面を下げただけで何もしていません。なんかこう、火がつかない。

太陽だけは毎年同じ時期に同じ場所から昇ってきます。

坂出ICをおりると朝6時から開いているうどん屋さんがあるので、こちらに寄るのも恒例。

ここで、かけの小を頼みます。

卵かけごはんがうどんよりも10円高い。

これにかき揚げ。いつものパターン。

会場へ向かう前に近隣のジオキャッシュに寄って行きます。

丸亀城、以前もキャッシュ探しにきた覚えがあるだけど、新作が増えていました。

お城1割、石垣9割な丸亀城。石垣は高くてとにかく立派なので一見の価値があります。

3つ拾って会場へ。

今期、うらいけさんがNSR復帰で楽しみやら恐ろしいやら。このNSRと張れない=トップ争いができない、ということですから、VTRで負けないように走りたい。いや、長いことNSRに乗っていた身からすると、VTRとNSRじゃそもそもマシンの次元が違うんだけど‥。

朝ラーならぬ、ジムラー。気温上がるかと思ったけれど思っていたほど上がらずに気持ちよく走れました。

この日、キン肉マンとうらいけさんとで競った走りができました。それぞれベストコンディションじゃないようなシーズン初めでしたけれど、VTRでもまだ上位に手のかかるところに居るな、ということを実感して、ちょっと早めに会場をあとにしました。

会場を早く出て四国八十八ケ所巡り‥じゃなくて、徳島へ。

中古のMC10を見に来たのです。

MC10、GB250 CLUBMAN。乗るなら5型と決めて、欲しい欲しいと思い続けて10年以上。

CLUBMANは1983年から1997年のモデルまでマイナーチェンジを繰り返して生産されたホンダの単気筒250cc。RFVC(Radial Four Valve Combustion Chamber・放射状4バルブ方式燃焼室)のエンジン搭載で、見た目はビンテージっぽいけれど、中身はCBX250RSとほぼ同じ。ちゃんと走れるバイクです(当時CBX250RSは一般道の峠道ムチャンコ速かった)。このエンジンはXLRやXRのエンジンとしてオフロードバイクでも多用された(つまり、結構本気な)エンジンです。

僕の勝手なイメージだと、メッキパーツを多用した観賞用ビンテージバイクという側面を持ちながら、艶かしくて現代的な曲線タンクやら重すぎない車重やら良く回るエンジンやらで、古さに媚びたバイクではなく、未来に向けて挑戦し続けたバイクのひとつ。

ちょっと見るだけ、だったはずなのに‥驚くほど状態の良いGBだったので、うちにお迎えすることにしました。

無事に帰宅して、ガレージに突っ込んでNUDAと並べてみた姿は‥予想もしていませんでしたがこの直線と曲線の対比というか新旧の対比というか赤と緑‥パワーと味‥大きさ‥ものすごくいろんなものが対比として見えてくる、恐ろしいほどの相乗効果。おもいきりガツンときました。本当は黒銀が欲しかったのですが、緑クリームもこうしてみると悪くない、というかむしろ良い。こつこつ、ぼちぼち付き合っていこうと思います。

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