SEROW イニシャル調整

先日交換したテクニクスのTGR TEC-1.1 リアショック、イニシャル調整のために付属のフックレンチをひっかけて回すほどのスペースが車体側になく、諦めようかと思っていたところ‥ネット上でマイナスドライバーでリングを叩き回している方がいらっしゃるのを見て、僕も挑戦してみました。

さすがにアルミのリングをマイナスドライバーで叩こうとは思いません。サスのリング側がスチールなら適当なアルミ棒があるのでそれで叩くのですが、今回は樹脂の棒か木製の棒を‥と家の中を探し回ったら、使い古した竹製の菜箸がありました。これで回ったらシメたもの‥と思っていたら、見事に締める側も緩める側も回せることが分かりました。

叩くのはここ。右サイド側から叩ける限界まできたら、左サイドから‥を繰り返して結構簡単に調整ができます。最初に乗ってみた感じ、イニシャルを抜いてダンパーをかけて‥と思っていたので、そのようにセットしてみたら、なんだか腰はあるけれどノーマルサスのような乗り味になりました‥もしかしたらノーマルで良かったのかな。

山へ試走に行ってみました。リアタイヤが跳ねるようなラフロードに入った途端、「!!!」驚きました。

リアサスが路面の凹凸に追従していて、リアタイヤが路面に荷重をかけられなくなっている時間が短いのが分かります。アクセル操作でリアのコントロールがしやすい!これはものすごい安心感です。

ちょこちょこ調整しながら山を降りてきた時点でのセットは、元の基準値よりイニシャルリングを1/3回転ほど緩め、ダンパーを最強から9クリック戻し。サスが車体に馴染んだのか、体がサスに馴染んだのか、帰り道でオンロードを走るのもリアが路面の表面を丁寧に追従している感じが尻に伝わってきます。楽しくなってきた。

ノーマルサスが全然ダメだったわけじゃないのですが、こっちの方が安心して走れる分、楽しい。

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