新婚旅 3日目

朝。再び朝食を作るセットを持って山頂へのぼってみると、まだ朝日が差す前で遠くへ行くほど朝靄のフィルタの強く かかった山並みが続いていました。

昨晩は光の海だった奈良市街もご覧の通り。お向かいは生駒山で、その反対側は大阪市街です。

東大寺では朝の勤行中で、重低音の読経が境内に響いています。日本に居ながら、普段馴染みのないエキゾチックな雰囲気にひたれる場所でした。という意味では京都・奈良の寺社はどこも似たようなモンか。

東大寺大仏殿は、1000年も昔にこれを作ろうと思い立った人のパワーに驚きますね。とにかく大きいし、だからといって大味なわけではなく、細やかで丁寧なのです。

これは大仏の座っている蓮弁のレプリカですが、こういった細やかな絵がビッシリと描かれていました。

普段見慣れない向きのショット。光背の裏側にも装飾がビッシリ。

この後、奈良公園を散策した後に奈良国立博物館で開催されている正倉院展に行きました。お客の平均年齢の高い展示でしたが、平日だというのにとにかくものすごい人で入場制限がかかる程。落ち着いてみられる展示が一つもありませんでした(笑)。皆さん真剣にガラスケースに張り付いていました。

その後、信貴生駒スカイラインを南側から北へ。大阪の市街を広く見渡せる場所が何カ所もあります。晴れてはいましたが霞がかかっていて、海がギリギリ見えるかな、といった感じでした。
途中にある鐘の鳴る丘の展望台はにのぼってみると、展望台の柵に名前の書かれた鍵がビッシリと掛けられていました。彼氏彼女が一緒に鐘を鳴らして、鍵に名前を書いて掛けると二人はずっと一緒にいられるそうです。

3日目はそれまでの疲れもあって、このあと大阪の公園でお昼寝したくらいですから訪問箇所は少なめ。翌日は朝からUSJです。

→4日目に続く。

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