新婚旅 1日目

毎日猛烈に忙しい職場から慶事に伴う特別休暇を頂いて、新婚旅へ出かけることができました。旅先はいろいろと考えてみたのですが、身近なようでなかなかゆっくり足を運ぶことのできない京都・奈良とすることにしました。
紅葉にはまだ早いのですがそれでも3連休の秋の行楽シーズン、めぼしい旅館は皆満室ということで、今回は宿泊先を決めずに気ままな「旅」とすることになりました。

現地でのフットワークを軽くするためにNOAHにCBRを積んで行き、郊外に駐めた車からバイクで出動!っと、新婚早々こんな旅で良いモノかと思っていたら、往路の高速道路での道中に妻が「これが私たちらしくて良いんじゃない?」と言ってくれました。旅もはじまって早々に胸が熱くなりました。本当に本当にありがたいヒトコト。

12時過ぎに京都に到着して最初に訪れたのが京都東山区の東福寺。事前の学習があまりできていなかったのでどういうお寺か分からず、妻の勧めるままに訪れてみました。

橋廊を歩いている時は分からなかったのですが、それを外から見て理解しました。通天橋で有名なあのお寺なんですね。わずかに赤みを感じるモミジに包まれる、気持ちの良い伽藍でした。

特別拝観できた奥の建物の庭には、雲間に見える龍をイメージの源泉とした枯山水。京都の禅宗寺院ならでわの風景です。

お次はベタですが、金閣寺。ここはもう人人人‥と外国人から学生までものすごい人の数です。観光って、事前に見知った風景に出会うだけで満足して終わってしまっては意味がないと思うのですが、ココは上の写真の風景がいきなりドンで、どうもそういう気分におちいりがち。

お庭には順路があって、それに従って10分少々歩くことになるのですが、金閣寺のお庭は金閣の最初のインパクトに比べると少々寂しい感じのお庭でした。

バイクで京都を巡る人は自分たちだけではないようで、CBRまで戻ると歩道にはお友達がいらっしゃいました。

11月ともなると15時過ぎにはもう夕方を感じる光になってきます。
次はバイクで数分移動して竜安寺の前にバイクを駐め、仁和寺まで歩いてみました。ほとんどのお寺にはこうした手書きの鳥瞰図が用意されていて、迷路のような伽藍を大雑把に把握することができます。

金堂の中は撮影禁止なので、仁和寺の庭と五重塔。結構大きな塔です。

歩いて10分くらいの道を竜安寺まで戻ってきて、枯山水といえばココ!というくらい有名な方丈庭園(石庭)に初めて訪れました。回廊には人がビッシリ。それぞれが思い思いの時間を過ごし、誰かが立ち去って歯抜けになったところに人がまた潜り込むということが繰り返されていました。

自分としては石庭も良かったのですが、回廊を進んだ先にあるフカフカの苔に覆われた庭をみたときの方がグッとくるものがあったかな。

新婚旅初日は以上で日暮れ終了。夜は郊外でいきなり車中泊でした。
想像していたほどの寒さではなく、寒い!と感じることなく安眠することができました。

→2日目に続く。

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