一括ユーザー追加

毎年春には100件以上のユーザーを新しくWindowsサーバーに追加する業務があります。ちなみに僕はシステム管理者ではありませんが、自分のケツは自分で拭けた方がいいと思うので自分でやっているだけです。でもこれ、年1回の作業なので、いつも一括追加は手探り。今年こそは記録をとっておこうと思ったので、とりあえず備忘録です。

Addusersを入手
ここからゲット。
ftp://ftp.microsoft.com/bussys/winnt/winnt-public/reskit/nt40/i386/addusers_x86.exe
サーバーのCドライブ直下に置いておく。

ユーザーリストの作成
エクセルでリストの作成。
A1セルに”[User]”と入力
以下2行目の各セルに
ユーザー名,フルネーム,初期パスワード,説明,ホームドライブのレター,ホームフォルダのパス,プロファイルパス,ログオンスクリプト を入力。うちの場合、
f10001,広島太郎,password,2010年度入学,Z:,\\server\f10,,
これを全員分作成。

全員分作成したら、グローバルユーザとして登録するために”[Global]”と入力して、次行以降にグローバルグループ名,コメント,ユーザー名1,ユーザー名2‥ と入力。うちの場合、
f10,2010年度入学生徒,f10001,f10002,f10003‥

参考例)

CSVファイル作成
上記ファイルをCSVで書き出し。
日本語を使用する場合はUnicodeに変換するために、メモ帳などのエディタで開いてUnicodeで別名保存。

ユーザー追加
出来上がったCSVファイルをサーバーのCドライブ直下へコピーして、コマンドプロンプトから、
C:\>addusers /c user.csv /p:e
でユーザーが追加される。/p:eはパスワードを無期限にするオプション。

ホームディレクトリの作成
話が前後しますが、サーバーに各ユーザーのホームディレクトリを作成しておかなくてはなりません。一括でフォルダを作成するにはユーティリティソフトを使用する方法もありますが、make directryのバッチファイルを作成して実行するのが楽ちん。
md D:\共有フォルダ\f10\f10001
md D:\共有フォルダ\f10\f10002
md D:\共有フォルダ\f10\f10003
といったテキストのリストを作成し(量が多い場合はエクセルで作成してCSVで書き出し)、拡張子をbatに書き換えてサーバー上で実行するだけ。

最後にサーバー上でグループやOUの設定をしておしまい。

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