NSR 工程整理

現状までの工程を整理。

9月13日:
MC28のケースのエンジンを積んだNSR250Rをパーツ取り用にバラす。
クランクのオイルシールが生きていることを確認。10月にかけてパーツを洗浄してストックしておく

12月1日:
シーズンオフになったので、ジムカーナ用のMC21のエンジンを腰上OHしてみる。
クランクのオイルシールが逝っていることを確認。MC28のエンジンと載せ替えることにする。

12月6日:
MC28のエンジンを載せ替え。

12月16日:
補機類を取り付け、オイル・クーラントを注入して試走。右シリンダから白煙モクモク。

12月25日:
エンジンオイルが右のクランクケースに流入しているしている可能性が高くなる。
手持ちのパーツの良いところを組み合わせてエンジンを作るために、降ろしてあるMC21のエンジンを分解にかかる。
このあたりから専用工具がワラワラ必要になってくる。

12月28日:
MC21のエンジンのクランクケースを分割して、1個目のエンジンの分解完了。

12月30日:
車載状態でのMC28のエンジンのクランクを分割。クランクを抜き出して、MC21のケースに移植。

12月31日:
ベストパーツで組み上げたMC21のエンジンを車載してエンジンをかけると白煙モクモク‥。問題は年越し。

1月3日:
車載のMC21のを降ろすのに併せて、MC28のエンジンにオイルシールのイカれたクランクを組み上げたエンジンを組み立て始める。

1月7日:
MC28のケースに状態の悪いクランクを組んだエンジン搭載完了。白煙の問題は解決。

‥というわけで、かれこれ3ヶ月半もガレージでNSRのエンジンつついているわけです。とりあえずジムカーナで走れる状態にはできましたが、できればベストパーツで走りたいワケですよ。もともとのMC28のエンジンが白煙を吹いて、MC28のクランクを移植したMC21のエンジンで白煙を吹いて、今車載しているMC28のエンジン(with状態の悪いクランク)で白煙を吹かないわけですから、白煙はケースの問題じゃないことはわかりました。原因が今ひとつ特定できていないのですが、

1)液体ガスケットでクランクケースのシールがうまくできていなかった
2)センターシールの生きているクランクそのものが原因

のどちらかしか原因が考えられない状態です。

これから降ろしてあるMC21のケースをもう一度割って、シールをもう一回丁寧に施して積み直してみます。
もーね、これだけ積降ろししていると、各部位の規定トルクも覚えちゃいましたよ。マニュアル見なくても作業できます。

3 Comments

カントク

トラブルシュートは楽しくもあり難しくもあり
ミッション系のオイルラインを殺す裏技もありまするがw

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tac

大変お疲れ様です。
連日連夜相当にNSR症候群しておられるようで・・・
日記を見てますと、tacはただのコレクターですね。
みっちょんトラブルは治りましたでしょうか?
もしクランクが原因だとすると、そのサイドからの
オイル漏込が考えられますが、シール新品とすると、
クランク側に傷とか入ってないのでしょうか?

返信する
つがたく

>カントク
トラブルの原因の場所ががイマイチ特定出来ていないので、
なんともな感じなのですが、
今降ろしているクランクケースを慎重に組んでみて
ダメなら是非ご紹介ください。

>tacさん
2台だけでもバラしてみたらもう、手に負えません‥。
この年になって、バイク複数台をベストコンディションで保つことの
大変さと苦しさ(と楽しさ)を知ることができました。
ホント、ガレージ様様です。
クランク側の傷、確かに考えられます。
つか、クランク以外ちょっと考えにくいんですよね‥。

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