ハイエース 車内ハンガーバー

上記写真のマルチパイプラック、あれば便利だと思ってオグショーさんで何度も購入しようかと迷った商品です。オグショーさんのものは車体への加工も必要な上に左右で32,400円もします。

で、これまたDIYで施工できる情報を手に入れたので部材を揃えて、氷点下の平日の夜だというのに辛抱堪らず作業開始です。車体に穴を開けることに躊躇しなくなったら、ホントにどんどんやりたいことに手を出すようになってしまいました。もともとの天井の内装を止めているプラスチックのピンを外して、ターンナットが入るように12mmに穴を拡張していきます。

一般的に手に入るドリルは径10mmまでのものしかありませんので更に穴を拡張するのにはステップドリルを使います。ただ、ステップドリルはそれなりに長さがあるので、そのまま使うと先端が穴の向こうのハイエースの外壁に当たってしまいます。

そこで9mmの表示あたりのところをディスクグラインダで切断して短く加工して、10mmまでは通常のドリルで大きくした穴に挿し込んで使いました。初めて使う工具なので2mmも鉄板の穴を拡張するのにどのくらいの時間がかかるのか、また耐久性がどの程度なのかが分からなかったのですが、意外とドリルして10秒もかからずに簡単に穴は広がり、合計で6箇所拡張しようと思っていた作業は十分できるくらいの耐久性はあるようです。

ステンレスパイプはホームセンターで売っている長さ2m、直径25mmのものを調達して、これを固定するのは、ロッドホルダとして売られている商品の補修パーツを単体購入して利用します。

3箇所にマウントを設置しました。後ろ2箇所は下穴12mmでターンナットを挿入して固定しました。一番前の2列目シート横はスライドドアがある関係で奥行きが浅いという情報があったので、10mmの穴にした状態で慎重に深さを測ってみると確かに浅い。そのまま下穴10mmで使う少し小さめ(細め)のターンナットを使いましたが、本当にギリギリ使えました。ギリギリ使えましたというのは、ターンナットを挿入して中でネジ穴をターンさせるのが、ギリギリなんとか回る、という感じ。

マウントは薄い鉄板にビス固定しているものですから、人がぶら下がれるような強度はありません。バイクの固定もやめておいたほうが良さそう。それでも後ろ2箇所のマウントの間の部分はそれなりにテンションを掛けても大丈夫そうなので、ハンガーをぶら下げたり左右の橋渡しをして天井付近に棚を作ったり、活用はいろいろ出来そうです。
と、頂き物の情報に自分の施工体験を加えて書いているのですが、何かのお役に立てれば幸いです。

なお、作業後に知ったのですが車体への加工が不要な商品もあるようです。


カーメイト 車内収納クロスライドシリーズ サイドバーNS101

2列目シートのアシストグリップのマウントを使うようなので、それがよいのか悪いのか、ですね。

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