台湾のコンビニ

コンビニエンスストアやスーパーマーケットは、その土地の人々の生活を知る上でとてもお手軽&楽しい観光場所だと思っています。台北市街は街中にファミリーマートとセブンイレブンが並んでいました。店の前に駐車場があるうような日本の郊外タイプを見ることはなく、大体がビルの1階でこじんまりとした店舗、という台湾の土地・住宅事情を反映したような店構えでした。

で、まずはファミリーマート。店内に入ると独特な匂いが漂っています。大体の店で殻付き煮卵を売っているのですが、お茶と香辛料に漬けたものだそうでこれを煮るものですからどうしてもその手の香りが‥おそらく日本のコンビニもおでんを似たような形態で売っているので、欧米人からすると「日本のコンビニは‥」とか言われているんじゃないかと思います。

いろいろ異文化を期待して入店したのですが、日本と全然変わらない。日本語表記のものもたくさんあって、ぱっと見だと海外だとは全然思えない。

冷凍食品の販売コーナーは小さめでしたが、ここもあんまり違和感を感じない。

日本の地名がブランド化しているのか、「九州」とか

「北海道」という名前は他でも結構見ました。

お弁当も買って食べてみたかったのですが、残念ながら今回は機会なし。

紙パックドリンクも、陳列方法を含めて見慣れた感じ。

オートミールのドリンクなんかは土地柄がでているのでしょうか。でも外国資本のメーカーだしなぁ。

ここからセブンイレブン。「関東煮 湯鍋 日本風味」と書かれていわゆる鍋の具材が売られていました。というか売り切れ寸前でした。

日本式のおでんも。奥の両脇に乾燥春雨や乾麺が置かれているのがお土地柄なのでしょうか。

フランクフルトをコロコロ転がして温め続ける機械の横に、お湯のディスペンサー。やっとここで海外っぽさを感じます。

ほろよい、氷結、一番搾り、スーパードライ、プレモル、京の贅沢‥アルコールドリンクの1/3くらいは日本のもの。

惣菜類も日本と似ていますが、一番下段にたくさんあるトウモロコシから土地柄の違いを感じます。

弁当類は基本的に飯か麺。日本のセブンイレブンの弁当のご飯って、普段家でブランド米を食べていても十分美味しいと思うのですが、台湾の料理に出てくる米はお世辞にも美味しいお米とはいえなくて、それに対してコンビニの米がどのくらいのものかとても興味がありました。

アイスクリームは是非買ってみたかったのですが、宿に帰るまで食べられないという諸事情があって、溶ける前に食べることができないので諦めました。

サプリメント系のものが置いてあるのも日本と同じですが、枇杷膏とか、なんだかわからない日本にないタイプのものがあります。

カップ麺も日本のものと似ています。袋麺を買って帰って食べて見たところ、スープに八角(トウシキミ)系の香辛料が使われていました。

カラムーチョとか。カタカナって台湾の人にどう映っているんだろう。

店舗の狭さがわかるでしょうか。

店が狭いからか、雑誌コーナーは控えめでした。車・バイク系は置いていなくて、生活系の雑誌が並んでいました。

生活雑貨類も、日本のそれとあんまり変わりない感じ。

調味料類。こういう限られたスペースに置かれているものこそ、庶民の味方的なよく使われる調味料なのではないかと思います。S&B 生わさびw

化粧用コットンやらクリスマス関係のものやら。

スーパーマーケットにも入ってみたかったのですが、歩き回っている間に見つけることができず。次回は是非。

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