GROM 三原ツーリング

台風で先の天候が読めない3連休の中日、翌日の好天が確定した時点であやのすけさんにツーリングのお誘いをしてみたところ、「午後から用事があるので時間の縛りはありますが‥」ということでしたが、僕たち週末の朝5時に山の上で「やぁ」とばったりと会う仲ですから、スタートを早めれば十分走れます。大きなバイクで周防大島とかいろいろ考えましたが、三原方面に「走ってみたい道がある」ということでしたので、5時にあやのすけさん宅にGROM2台を持ち込んで走り出しました。

真横から朝日が差してきて、黄金の稲穂も黄色いGROMもなにもかも黄色さを増した風景になりました。

GROMだからね、どこでも気になったところは入っていくよ。

防波堤突端。大きいバイクだとUターンが面倒そうなところ。

まだまだ朝の時間帯です。

三原方面の走ってみたい道、というのは三原の南にある竜王山に南側から登っていくワインディングの新道でした。GROMでグイグイ登って山頂のお寺からの景観は‥目の前にしまなみ海道の中でも群を抜いて美しい多々羅大橋大橋(の一部)をこれまでにないアングルから見ることの出来る海景がひろがっていました。

よく見ると、多々羅大橋の橋柱の向こう側に大三島橋がかかっていますね。
そんな写真をTwitterにあげていると、まさにこの時間目の前に見える橋柱に登っているカント君から返信がありました。

なんということでしょう。目の前に見える橋の先っちょに居る人とTwitterでリアルタイムに情報交換とか、変な感じ。

筆影山の展望台から因島大橋側を見ると、三原の沼田川から流れ出た泥水が海の色を変えていました。境目がはっきりしているのは潮目などが影響しているのでしょうか。

山の中腹を山肌に沿ってつながっている細い道に入っていくと、普段から整備されていない上に前日の台風の影響でエラいことになってしまっている道でした。ガードレールのない海側もコワいし、落石がゴロゴロしている山側もコワい道です。どうしてこんな道に好き好んで入り込んでしまうのかよく分かりませんが、間違いなく普通の道を走るよりも妙な達成感があります。

何箇所も折れた枝木で道がふさがれていました。

おりゃぁ!と車が通れるくらいには片付けておきました。

これは独りだったらノコギリでもない限りあきらめていたサイズ。協力プレイで取り除きます。

野呂山に新しいアースキャッシュがあるのを見つけてそちらへ向かう途中の、バイクから降りずに獲れるドライブスルー的なキャッシュ。

途中いくつかキャッシュを拾いながら何年振りか分からないくらい久しぶりに野呂山へ。

かぶと岩展望台に登って驚いたのですが、ここ、とびしま海道の島々が一望なんですね。とびしま海道を走ったことがなかった頃はこの風景を見ても何も思わなかったのですが、つぶさに走りこんだ島々を目の前にまとめてドンされると、コレは結構な感激ですよ。

下側が本州。右上が安芸灘大橋でつながったワインディング天国の下蒲刈島。その左が蒲刈大橋でつながった上蒲刈島。走ると結構ディープに楽しめる島々ですが、こうして見るとちっちゃい。

野呂山へ来た目的は、ここ。その土地の地形・地質について学んで答えるアースキャッシュが置かれている野呂山岩海。岩が機械的風化によって分割されて、それが沢というよりは滝のような角度でゴロゴロと堆積しているところです。調べたついでにここからそう遠くない三原の久井岩海が日本最大規模とか。

毎年気がついたら満開になってしまっている彼岸花がちらほらと伸びてきていました。例年自分が意識する以前にあぜ道で満開になっている彼岸花を見る度に「負けた‥」と思っていましたが、昨年あたりから、そろそろかなと心の準備をして彼岸花を受け入れることが出来るようになりました。

今年は咲ききる前のつぼみや、つぼみになる前の土から出てきた棒状のものも見られて、今年は勝ちました。

生えているといえば、こんなものも。ここから傘が展開するのかな?

帰りに熊野を通ったので、前々から気になっていた山田さんの蕎麦がまだ食べられるのかと寄り道させてもらいました。店舗がより店舗らしくなっていて、バッチリ経営されていました。

昼食のような朝食を食べてそれほど時間をおかずに寄ったので、「まぁ、食べていって」と次々と出していただいた蕎麦を使った蕎麦じゃないものを、全て食べ切れません。今度腹をすかせてゆっくりいただきに伺いたいと思います。

でも、デザートは別腹。

この度、自前のB+COM SB4Xとあやのすけさんのinterphone F5とをユニバーサルインターコール機能を使って接続しました。B+COMのマニュアル通りではうまいこと接続ができませんでしたので、いろいろいじってみつけた接続手順について。

  1. interphone F5はペアリングモードで待機
  2. B+COMの電源投入、COM1・COM2・デバイスボタンの同時押し3秒で設定リセット
  3. B+COMの電源投入してinterphone F5を近づけ、COM1を長押し
  4. 「B+COM1 ペアリング‥」が聞こえてもボタンを離さないでいると、「B+COM1 コーリング‥」と鳴り始めるので、ボタンを離す。
  5. ププププと音がしたらペアリング完了。初回のみB+COM1ボタンを押して呼び出しをしてやる。

音質はB+COM同士よりは劣りますが、全開走行していない限り会話はできる程度の音質・音量でした。通話距離も100mそこそこでしょうか、離れすぎるとチャルメラのような音楽が鳴って通話圏外になったことを知らせてくれます。
それはそうと、この機能使えるんだったら、バッテリーの持続時間の問題はあるけれど片方は一般的な携帯電話用のブルートゥースヘッドセットでいけるんじゃないだろうか‥。

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