GROM 角島方面ツーリング

GORMミーティングが山口県北西部の角島で開催されるということで、それにあわせて彦衛門さんに声をかけてツーリングへ出かけてみました。今回は秋吉台近くの道の駅みとうからの早朝スタート。みとうのシンボルはこのかわいい大仏様です。奈良の大仏に使われている銅のほとんどはこのあたりの銅山で掘られたものをつかっている、というつながりだそうです。

秋吉台の長者原へ裏道を使ってアプローチ。高台に上ってみると、野焼きが終わって短い丈の草に覆われたカルスト台地を真一文字に横切るカルストロードを見渡せる素晴らしい大パノラマが広がっていました。これは草原が緑になったらまた是非来てみよう!

朝早く、しかもまだ気温も低いのでカルストロードはほとんど誰もいません。ま、スタートした時点の気温、2度だったしね。

途中ジオキャッシュを拾いながら、1時間少々で角島到着です。集合場所は橋の向こうですが、橋を渡る前に定番の高台に上がってみたらところ‥思わず口の端から声が漏れてしまうくらいの、これまでに見た中では最高にクリアな海!作り物のようなムチャクチャな綺麗さです。

あれあれ?ドリーム50のトネ君が、なんと広島から自走で来ていました。すごい。若い。

橋の向こうの駐車場には、もうほとんどの皆さんが集まっていらっしゃいました。今回は割とライトカスタマイズなマシンが多かった中で、一番ひど‥すごかったのは高知のかつおさんのオフロード仕様GROMかな。

参加された方から僕のバイクを指差しながら「これ、つがたくさんのGROMの仕様に近いですよね」と声をかけられましたが、僕がつがたくです。

単一車種ミーティングでよくある一列横隊。一番手前がGROMじゃないけれど。

角島の中央部へ食事へ向かうみなさんと別れて、僕たちはアドベンチャーモードへ。

角島から青海島へ向かう途中の妙見山展望台へ。展望台というからには海景が期待できるのではないかと、公園から徒歩で山頂へ向かいます。

山頂からは360度のパノラマ、とまではいきませんでしたが、海側に開けた展望所があって望遠鏡も無料。

覗き込むと、元乃隅稲成神社の鳥居が見えました。

滅多に来ないところですから、折角の機会なので端っこを攻めてみようと、西に転進して一番端の俵島を目指します。

途中、崩れないか不安な感じの桟橋があったりして。

半島の端まで来てみました。南側を見ると、角島大橋。全く期待していなかったので驚きました。

すみません、僕と一緒に走るとこういう道走る機会が必ず訪れます。

半島(といってもこの辺りの地名は「油谷島」なので、もともと島だったのかも)の先にある俵島はいかにも渡れそうな感じでしたが、徒歩の道も含めて島までの道が繋がっているわけではありませんでした。冬至のころは角島の後ろに陽が沈む位置関係なので、冬の夕刻写真を撮りに来るのも良いところなのではないでしょうか。

続いて、本州最北西端の川尻岬へ。展望所から海まで降りる道がありましたが、その先岬の先までいけるのかどうかは挑戦しなかったので分かりませんでした。とりたててすごいところでもないので、一度来ればもういいかな、って感じ。

この日は本当に海が穏やかで、海に波頭一つ立っていません。いつもの日本海らしくない。

潮溜まりは、小さな宇宙になっているんでしょうね。

青海島の手前の長門市仙崎は金子みすゞさんが住んでいた地域なので、町は金子みすゞ一色。かまぼこが特産らしく、かまぼこ板を使ったモザイクアートが以前1年半前に訪れた時よりも増えていました。

陽が暮れると寒くなりそうなので、明るいうちに車まで戻ろうと、その途中に寄った長門湯本温泉。ここも以前訪れたときに、また是非入湯したい!と思った温泉なので、入ってみました。

入湯料200円。単純アルカリ泉のぬる湯で、湯船に浸かると最初は肌がヌルヌルするのにそのうちキュキキュキになります。だいたい僕は烏の行水なのに、ここは20分も浸かっていましたよ。なんか、長湯したくなるとても良い雰囲気のお風呂なのです。

共同浴場はここともう一つあるそうですが、そちらは掛け流しじゃなくて循環方式。熱いお風呂に入りたい人はそちらへどうそ、とのことです。

というわけで、夕日になる手前の陽を浴びながら再びカルストロードを貸し切り状態で走って、ツーリング無事終了しました。

200kmほどのツーリングだというのに、天気・時間・ペースの配分も良く、新しい風景にも出会えたし、お風呂も良かったし、キャッシュも10箇所ほど巡ったし‥で、とても充実した内容でした。このあたり、また来てもいいな。

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