GW 2日目

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例年なら家族と旅行に出かけているか、ツーリングの準備などしてウキウキしている時期なのに、今年は本当に無計画。何とは無しに三次ワイナリー(のキャッシュを獲り)に行こうかとか言っていたら、ワインの試飲をして車運転して帰ることになるんだったらハイエースじゃない方が良い、と言われたので、Fitのスタッドレスタイヤをノーマルタイヤに戻すところから1日が始まりました。

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リアのスプリング、普段バイクの密度の高いコイルを見ていると何かの間違いじゃないのかというようなコイルが入っていて不安になります。見るんじゃなかった・知らなきゃ良かった系のものです。

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高速で三次まで来て、尾関山公園へ。三次も何度となく来ているのに、初めて来たなぁ。

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ちょっと探しましたが、素敵なコンテナをゲット。

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さて、大人のメインは奥田元宋・小由女美術館です。開館以来なかなか足を運べず、初めての来館です。

僕がまだ絵を描いていた1900年代も終わる頃、奥田元宋さんは日展の重鎮として活躍されていましたのでたくさんの作品を拝見する機会がありました。2003年に亡くなられて、美術館は2006年に開館したそうです。開館してもう10年も経つんですね‥行こう行こうと思っているだけの10年、あっという間に過ぎてしまうものなのですね‥。

今回は特別展として版画家の川瀬巴水の回顧展が行われていたので、僕としては常設展示よりもこちら目当てで。

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美術館のロビーの床は天然大理石張り。ところどころアンモナイトの化石が埋まっていたりします。

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奥田元宋の作品によく登場する夜の月にちなんで満月の夜は開館時間が延長されるのですが、建物そのものも水面に美しく月が映る様子を楽しめるような作りになっています。

川瀬巴水の版画は数も多く、気負わず見られてとても素晴らしかったです。風景の切り取り方と見えるものの省略の具合が抜群に巧いんですね。絵画というよりは写真的な切り取り方に感じましたが、版画で大量に複製を作って売る、いわゆる絵葉書的な風景として描いていたのだと思うので、結果そうなってしまうのかもしれません。大作家にはなれなくても、万人が認めざるを得ない巧さを持つ作家というのは、なんだか憧れてしまう立ち位置だなぁ。

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美術館とは交差点を挟んで隣接する「トレッタみよし」の「麦麦」のパンは、手でちぎった時点で美味しそうとわかってしまう生地。どれを食べても美味しかったです。

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子供のメインはみよし運動公園の遊具なのですが‥規模が大きすぎてちょっと目を離すと見つけるのがタイヘン。上へ下へと子供は延々遊んでいられそうです。

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たくさん写真を撮ったのに、良いものが1枚もない‥くらい逃げ回って遊んでいました。

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三次ワイナリーは初めて建物の中まで入りました。試飲コーナーが充実していて、東広島の日本酒の蔵元を巡るのと同じように、好きなように味比べを楽しませてもらいました。甘いお酒は飲みやすくて危険。

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帰りの道すがら、吉田郡山城の史跡にキャッシュを拾いにきました。歴史男のムスコは「百万一心」の碑をみつけて感激していました。僕はこれがなにか小学校3年生のムスコに教わる始末‥。

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最後に近所の猿掛城跡にも寄ってみました。マイクロコンテナの蓋を開けたら、ウサギがこんにちは‥。

昼前に家を出発した割にはあれこれ充実した1日になりました。キャッシュを仕掛けてくれたmotonariさん、TFTC!

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