GROM ナントカ練習会タイム計測

愛媛ナントカ練習会(仮)の午後のタイム計測で、講師は最後に走る時間枠を設けてもらいました。

僕のGROMはビッグスロットルボディを入れて初めてのコース持ち込みで、パワーの上がったマシンにわくわくしていたのですが‥ピックアップが良くなったことで、ドン突きがひどくて、ウォーミングアップでいきなり面食らいました。特に回転がしづらいどころか、できない。ハンドルフルロックしてもアクセルを少し開けるだけでグンと前へ行こうとするので、ハンドルが戻ってしまったり車体が起きてしまったり。特にGROMでは得意だと思っていた右回転が、アクセル側の右ハンドルが手前になってアクセルを開けづらくなることもあってデリケートなコントロールができない‥これはタイム計測どころじゃありません。

でも、ウォーミングアップの限られた時間の中で何とかしようと努力してみました。アイドリングをあげてみるとわずかに解消。さらに仕方なくドライブスプロケットを14Tから15T(ドリブンは36T)にしてさらに少し解消。はじけるような加速をして吹け上がっていたエンジンは相当ダルになりましたが、コーススラロームはまだこちらの方が走りやすい。

ということで数本走った結果、NSR勢に追いつけはしませんでしたが、深いターンは思いとおりに走れなかった割にはほとんど互角に近いタイムは出ました。

シフトダウンでギア抜けしてオーバーランしたり、右回転は車体が起きてしまってイライラするくらい遅かったりといろいろありましたが、大会のように衆目の中を本気で走るしかない環境でのミスやトラブルは一つ一つが貴重なデータになります。

ドン突きの問題を抜きにしても、GROMで大きなコースを走るとなると厳密に選んだ前後ギアセットが重要だということが前回11月の大会にも増してわかりました。排気量が小さいので、とにかく走れるエンジンの回転幅が狭い。加速に関しては今回つくったセットよりももう少しショートにしたいし、それでドン突き問題を解決するようにしなくちゃいけないという目標ができました。

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