愛媛ナントカ練習会(仮)の気づきなど

愛媛ナントカ練習会(仮)は5人の講師の5つのセクションへノービス選手の皆さんが好きなように参加して講習を受けるという内容で午前の部がスタートしました。

利点は‥
参加者が講師と内容を自由に選べるという点。

難しかったところは‥
今回僕は講習内容に入る前にその練度を高めるため、座学の時間を5分程度設けたのですが、バラバラと不定期に入ってこられる新しい方への座学中は先に実習に入った方の走りを見ることができず、タイミングによっては「ほぼ自習」となってしまう方もいらっしゃいました。

参加者をグループ分けして、スライド式で各講習を受けるという方法にしますか?という相談もありましたが、今回のようにあちこちのぞいてみて自分の好きな講習をしっかり受けるという「ディズニーランドアトラクション方式」の方が受講する側からすれば自由度が高くて良いように思います。ただ、「ノービス選手」という限定したレベルの層を対象にしても、技量的には結構な幅がありましたので、「この方だったらもうちょっと高度な内容でも‥」と思うことも。参加者を技量別にグループ分けして、各講習をスライド受講する、というのであればそれはそれで教える側も聞く側も都合が良いのかな、とも思いました。

僕の講習は段階的に実習コースを3段階にステップアップさせていくつもりでいましたが、次々に新しい受講者がいらっしゃいますので2時間の講習では結局ファーストステップの反復練習だけで終わってしまいました。まぁ、今回のような練習会は主催側の都合で、というよりは参加された方の満足度で成果を量った方が良いと思いますので、参加されている方の事後の感想が大切だとは思います。

不定期にやってこられる方に対応するために、要点をまとめた印刷物をあらかじめ用意するとか、説明パネルを用意しておくとか、事前にできる準備もあったかと思います。また、講習内容そのものを、事前説明不要で走れば実感できるものにすればよかったのかとも思いました。

それと、これは仕事でも思うことなのですが、「なんとなくうまくなりたい」と思っている方への指導は難しいですね。「なんとしてでもウライケの首、獲ったるで!」とか思っている方へはガンガン言えますが、相手の目標が見えないとどの程度声をかけて良いのかが難しくて、結局あまり声かけが出来なかったのです。請け負った時は、「参加されている人の走りをみて、気になるところを指摘すれば良いんじゃん?」って思ったわけですが、セクションのレベル設定と参加されている方の技量によっては、「もう、言うことありません」みたいなことになっちゃったりして。

最後の計測コースはジムカーナコースの基本となるセクションを全て含むコースだったので、このコースの攻略について各セクションに分かれて講習っていうのもアリかもしれませんね。

4 Comments

てけてけ

レベルの差とディズニー式は自分もちょっと問題があると感じましたね

あと自分の所へきてくれた人を 貴方には教えることはございませんから つがたくさんの所へ行きなさいと全部送り出したのはここだけの秘密ですwww

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kotetsu

練習会ありがとうございました。
Ninja1000で参加させてもらったものです。

参加している側から言わせてもらうと、自由に行き来できるのはよかったのですが、途中で移動しちゃうとどうなっているのか?どうしたらいいのか?チンプンカンプンで困ってしまいました。(^^;

練習自体は有益な話も聞けて非常にためになったのですが、実践できるかは別問題ですけど・・・。(苦笑)

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つがたく

>kotetsuさん
そうですよね、こちらの立場で言わせてもらえればいつ抜けても、いつ入っていただいてもと思うのですが、参加される立場からすると抜けるタイミングや入るタイミングって難しいですよね。
ということも次に向けてうらいけさんにゆーときます。ご指摘ありがとうございました。

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