2泊3日実家の旅 1日目

2年ぶりに千葉の実家へ帰りました。

コロナ禍前は家族揃って毎年帰っていたけれど、最近は帰る都合のついた家族の誰かが個別に帰るようにしています。麦茶を連れていけないと留守番役も必要だしね。今回僕の帰る番。

折り返し便になる飛行機が30分ほど遅れているというアナウンスが流れました。時間を潰すのに広島空港内をうろうろして見つけたのが、3階のレストランへ向かうガラス張りの通路。電源も確保できるし人はいないしで2階の出発ロビーよりも落ち着ける場所です。

スプリングジャパンはたまに広島空港から成田空港まで片道2,980円というキャンペーンを実施しています。保険やら空港使用料やら座席指定料を含めても往復1万円かからないという、「ちょっと東京まで行ってくるわ」と気軽に言えてしまう信じられない価格です。

人が移動するのにかかる方法も金額も、何もかも人が決めていることだけれど、何が高くて何が安いのか、そもそもその基準や決まりごと自体が全て人次第。個人の集まりが世の中ですが、なんだか世の中の馬鹿馬鹿しさというかそれに抗えない個人の存在というものを強く感じた航空運賃2,980円。今回このキャンペーンがなったら実家へ帰っていなかったかもしれないもの。

ボーイング737型機の見どころは、エンジン底面が平らになっていて吸気口がおむすび型になっているところですね。

離陸時、晴れ。

左上の低地が三次で、右上が庄原。地図を俯瞰しながらなぞるるように景色が流れていく様子は、グーグルアースの俯瞰図を気が狂いそうなくらいものすごくゆっくりと動かしている感じ。

右上、明日から4月だというのに大山の上1/3はまだまだ雪を被っています。大山の標高が海抜1,729mというところから現在の高さを想像してみます。

肉眼では米子あたりの弓ヶ浜も綺麗に見えました。

カロリーメイトの袋がパンパン。

スプリングジャパンは成田空港の第3ターミナルを利用しているので、到着後電車に乗るために第2ターミナルへ向かいます。

以前から成田空港のターミナル間の床の色分けしたペイント、オズの魔法使いのイエローブリックロード方式の案内がとても秀逸だと思っています。第2ターミナルへは赤いペイントの上を歩いていたら到着できるので、間違いようがない。

実家に到着しても親の顔を見る以外にすることがない。今回それが目的で来ているのだから目的は十二分に達成しているのだけれど、暇。

すると父がカブのタイヤを交換したい、と。それならば、とライコランドとアストロプロダクツでタイヤと足りない工具を調達するのに車で出ました。このとき車内で父と会話した時間は、この10年間会話した量よりも多かったんじゃないかと思います。

カブのタイヤ交換なんて、楽勝楽勝‥と思っていた自分がいました。

自宅のガレージでなら楽勝ですが、慣れない環境と工具と乗りっぱなしカブが相手だと、それなりに手間と時間がかかりました。まぁ、暇だからいいんだけれど。

このカブのバルブコア、緑、といっても見たことのない薄黄緑色をしている。

黒が標準で、赤が耐熱、ではこの色は?初めて見た色だからうちのカブ、これじゃないよな。

→2日目につづく

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