プロンプトの時代

写真を建築イラスト風に加工するプロンプトが公開されてたので試しに使わせてもらいました。

「アップロードされた各写真を、1枚につき独立した高級アートポスターに変換して。複数の写真のコラージュは作らないで。 全体のセットは縦長の3:4フォーマットで、上半分と下半分を厳密に50:50に分ける。 上半分は、オリジナルの写真を忠実に使い、被写体、地形、建築、質感、光、色、位置関係を一切変えずに、建築雑誌や写真展のような繊細なトーンと、非常に控えめなフィルムグレインだけを追加。必要に応じて、空や周囲の環境を自然に拡張してもいいけど、主な被写体を歪めたり動かしたり変えたりしないで。 下半分は、暖かいアイボリーペーパーの背景の上に再構成して、同じ風景を「建築コラージュ + シルクスクリーン + デザイン図面」のように再現。単純な幾何学イラストは使わないで。写真から抽出した地形、建物、植物、道、階段などを、半透明の色面、重なり合う長方形、細い技術製図線、そして部分的に残した写真質感で表現。下部では、細長く薄い断片と下向きに溶け込む細い線で、上からのエコーを残して。 カラーパレットは、写真から抽出した深い緑、青みがかった緑、オリーブ、セージ、チャコールを中心に、一つの特徴的な色を特定の場所でアクセントとして保って。 下半分の左上角に、写真を表す英語の2-3語のタイトルを、セリフ体で文字間隔の広い繊細なフォントで配置。下に番号(例: No. 01)、右上角に小さな年号を。 国際的な建築事務所の静けさと土地に根ざした感覚、現代アート展、高品質の旅行雑誌のようなデザインで。シンプルな山のロゴ、味気ないフラットイラスト、ありきたりな風景、子供っぽいスタイル、3D、サイバネティックな表現、安っぽいテンプレート感、不要なテキストやロゴは避けて。」

このプロンプトと写真をAI(今回はChatGPT)へ渡すだけ。

絵描きが絵を描くというのは、頭に浮かんだイメージのどこを強調してどのようなテイストで描くかを考えてそれを手に伝える、という行為です。絵はその結果の出力。

このどこををどうするという指示を手に伝えるのではなく、コンピュータに伝わるようにプロンプト化できれば、絵描きが映像を狙い通りに描くことに近いことが技術的なところをコンピュータにお願いして出力することが可能になっちゃったといえます。

別の作例。同じプロンプトです。

写真を変形せず、変な解釈を入れずにほぼ元画像のままこうなるということは、以前挑戦して失敗した「バイクのアウトラインだけを拾う」ということも可能なのではないかと思い、最後に、

「アウトラインだけを線描で抜き出して。できるなら背景は透過で。」

の一文を追加した出力結果がこれ。

これ、バイクのアウトラインのトレスがばっちりできていますね。

絵を描く人間からすると、線描という面倒くさい作業をこれですっ飛ばせるぞ、と。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です