デビルホーンブロッカー(造語)

スマホホルダは以前からQi(ワイヤレス充電)のタイプを使っていました。ところがただのスマホホルダでは振動で携帯のカメラのピント調整だか手振れ補正機能だかに影響を与えてしまって、手持ちの携帯だとピクセル3はピント合わせにジジジジジと音が出る、ピクセル7はうまくピントが合わないという症状が発生してしまいました。

そこで現在主に乗る3台のバイクには、Kaedear(カエディア)の 振動吸収 Airマウント 一体型 QI ワイヤレス充電機 デビルホーンQI USB/Air Mount KDR-M26A-BKを取り付けています。ハンドル側と本体との間がラバーマウントになっていて、高周波をこれで吸収するという製品。今のところピクセル8aで問題は発生していません。

この携帯ホルダは上側の爪が伸び縮みして形態をガッチリと挟み込むタイプです。先日九州ツーリングで頻繁に携帯をつけたり外したりする際に、この爪を伸縮させるのがやや面倒だなと思ったので、爪のリフト量をあらかじめ稼いでおくアダプターを3Dプリントしてみました。

カブに装着。最初からこれだけ伸ばしておくと、携帯をはめたり外したりするのに5mmほど引き上げるだけで済みます。とても使いやすい。

パイプの収まる箇所の幅を4.3mmで設計して印刷しました。印刷した際のフィラメントの「膨らみ」を考慮してそのサイズにしたのですが、ちょうどパチンとはめることができる仕上がりで走行中に脱落することはなさそうです。

CRFにも。横方向にも脱落防止や位置決めのために4つ爪を差し込むようになっていますが、僕は左上の1本以外は外してしまいました。携帯をはめていないときのスタイルが仰々しいのと、位置決めなら1本で足りるのと、挟み込む強さは十分強いので横方向への脱落はまず考えられないからです。

ちなみに下側の爪も仰々しいので1本切り落としています。右を切り落とすか左を切り落とすか、というところで悩みましたが、携帯のアプリでは右下が広い方が使い勝手の良いものが多いので、これが正解だと思います。

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