いつも通り朝4時過ぎにスタートする週末。この日、特にすることもなくて朝焼けでも見に行ってみようと思ったら、水平線あたりはモヤっていて空は焼けず、赤い球のような太陽が宮島のむこうから昇ってきました。
宮島口桟橋の施設、ettoは建物自体は2020年のうちに出来上がってお土産物屋さんなども利用ができるようになっています。周辺は開発中で、広電宮島線の終点の宮島口駅はettoのすぐそばまで線路を引き込む工事が進んでいる最中でした。これが完成すると、宮島観光がさらに便利になりますね。
新しいオフロード用のブーツが届いたので、その慣らしでもしようと家をでて、あやのすけさんに連絡してみるとみらいくんがタイヤ交換に来ているということだったので覗きにいきました。しばらくするとトニーさんも到着。
苦闘2時間ちょい、みらいくん、自力で交換完了。
タイヤ交換の参考動画。人が作業しているのを今日見ていて、タイヤ交換って力のかけ加減やら叩き込む位置やら、文章で説明してもなかなか伝わらないコツの集大成だなぁ、って思いました。何気ない力加減が経験の賜物なんですよね。
タイヤ交換が終わって‥4人ともジオキャッシャーなので、近所の新作キャッシュへ。現地に到着した途端、STF狙いで駆け出すみんな。トニーさんがGZを通り過ぎたところで僕はコンテナが見えてしまったので「ありましたよ!」と言うと、トニーさんが携帯をうやうやしく差し出してきました。「携帯、ログシートのサインをするための台紙に使ってください」「ペン、使ってください」と、発見者を頂点としたヒエラルキーがその場で出来上がるようです。すごいな。
その近くの展望台のキャッシュ、午前中に発見した彦衛門さんのログに「通行止めだったので別ルートから」とあったので、裏道からアプローチしてみると、途中からダート。道幅も狭くて段差もあってタイトターンのダート。構わずガンガン登って行って、それらしい展望台に到着した途端、またバイクを降りて皆ダッシュ!
ここはあやのすけさんが抑えてあらたなヒエラルキーが‥すかさず差し出される台紙がわりの携帯。すごい遊び方だな。
天気が良いともっと楽しめるんでしょう。もう少しすると目の前の桜の花が開きそうです。
帰路。セローの走破性は抜群に良いのですが、12インチ勢の足のつく安心感というのもなかなかの強み。
この細いダートの出入り口、側溝に幅の狭い石の板が橋のかわりに渡してありました。僕が最初に通過したところ、リアタイヤが石の板を蹴って側溝に落ちてしまいました。後続の人のために引き上げて、より掛かりの良い向きにしてやろうと石の板をひっくり返したら‥置き方が悪くて衝撃で割れてしまいました。ぬおーっ!難易度、劇的にUP!皆笑いが止まらないww
さらに近所の湧水のキャッシュへ。
ここはみらいくんが発見。この人数でバイクで移動しながらキャッシュハントというのは初めてで、これはなかなか面白い体験です。
まだ日のある時間でしたが雨雲が近づいてきたのでここで解散。僕は結局GWごろを想定した防水でもない装備で1時間くらい雨に打たれて帰ることにになりました。家を出た時に8度。帰りは雨に打たれて8度。久しぶりにバイクに乗っていて寒くて辛い思いを気力でカバーしながら走るという体験をしましたが、若い頃はこういうの、結構な頻度でやってたなと懐かしく思います。
最近は装備も情報もしっかりし過ぎて、雨と分かっていたら走らないし、寒いと分かっていたら過剰に対策するしで、バイクに乗っていて辛いって思うことほとんどありません。でも、他の乗り物と違ってバイクの面白くて不思議なところって、辛い思い出も後で振り返ると楽しかったと思えるところなんだよな。
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