おひとり様計測システム

あんまりにも何もしていない日が続いて世の中に申し訳ない気がしてきたので、何かつくって前進しようとおひとり様計測システムをつくることにしました。このシステムの考案は僕ではなくて、元ネタは20年くらい前に関西のジムカーナ会場で見たもの。
個人用の光電管計測装置がまだポピュラーではなかった時代、ローギアしか使わないジムカーナ競技の特性を活かして、クラッチのON/OFFに連動してスイッチの入る計測装置をつけている人は結構居ました。これがあれば、普段のコーススラロームの練習でもクリアラップがとれれば十分一人計測の練習になります。ムダにタイヤを減らすことなく、意味のある全力疾走の回数を増やすことができるのです。

まずはストップウォッチを改造します。余談ですが、NSRのシリンダーヘッドの重さとウォーターラインの穴が、ハンダ置きに丁度良いw

LAPスイッチを短絡させる線をストップウォッチの外に引き出します。こういうときは電動リュータがあるととても便利。あっという間にU字型に穴が開きます。

右上の白いスイッチを短絡させるために線を増設しています。ストップウォッチによっては加工が難しいものもあります。コレばかりは蓋を開けてみないことには分からりませんが、大抵なんとかなっています。このモデルはとても簡単でした。

LAPのとれるタイプのストップウォッチは普通結構な値段になりますが、このモデルはAmazonで1500円台でした。

車体側の加工。クラッチレバーにピンを立てます。今回はM8くらいのボルトをタップを立ててねじ込みました。このボルトの軌跡上にローラーの付いたスイッチを配置します。レバーを握る度にこのローラースイッチがカチカチと押されるという構造。ローラースイッチが上の写真でいうと右側へ飛び出し過ぎるとクラッチを放した時にボルトがスイッチを巻き込んで破壊してしまうので、金麦の缶を折り曲げてつくったストッパー(青い部分)でローラースイッチの戻り量を規制しています。

全体像。以前はストップウォッチからスタート/ストップスイッチを短絡する配線を出していましたが、それだと1回計測する毎にリセットボタンを押さなくてはなりません。表示が2段になったLAP表示可能なストップウォッチを使えば、クラッチ側のスイッチが入る度にLAP表示が出るので、リセットをする必要がありません。このシステムの考案は僕ではなくて、元ネタは愛媛で転けまくってラジエーターから噴くお湯が止まらないジムカーナライダーのつくった計測装置を見たもの。

シンプルなメーターまわりが気に入っていたのに、先日取り付けたオレンジ色のキーホルダーやら金色のハンドルブレースやらの間に2段表示のストップウォッチが収まることで、なんだかゴテゴテしてきました。

2 Comments

てけてけ

そろそろ いっぱい転ぶのも同じになろうよw 怪我の治り具合で ほんと年取ったなぁっておもいますよwww

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つがたく

>てけさん
いやいや、その辺は僕のまねして転けなくなってくれてもいいんですよww

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