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1月30日

最後の検診でのぽこぷーの推定体重は4136g。かなりの誤差はあると言われましたが、もうひとつここにきて問題になったのは私の尾骨でした。

以前椎間板ヘルニアを患ったとき、レントゲンで私の尾骨が曲がっていることはすでにわかっていました。先天的なもので、そのときは笑い話だったのですが、出産に際して胎児が通過できないかもしれないとのこと。でも、通って通れないことはなさそうだとも言われたので、「がんばってみてダメなら切る」方針でお願いしました。

30日に陣痛促進剤を投与して、というのが当初の予定でしたが、30日の午前2時に自然に陣痛が始まり、促進剤は打たずに済みました。
ダーリンに病院へ連れて行ってもらい入院。先生に破水させてもらって「昼には出てくるかも」と言われて陣痛に耐えました。

出産前から陣痛の痛みをうまく表現してくれとダーリンに言われていたのですが、話に聞いていた「鼻からスイカ」「腰が割れるような激痛」とはちょっと違う感じでした。たしかに激痛なのですが、下腹部が破裂するというか、へその少し下の奥が裂けるような感じでした。きっと子宮口が開く痛みそのままなんでしょうね。陣痛は「1分以上続きません」って聞いたけど、そんなのうそ!この痛みはいつまで続くの??と何度も思いました(笑)。もっとも、痛みに耐えかねて1分が10分にも1時間にも感じられたのかもしれませんが。

結局いつまでたっても「分娩台でいきむ」段階に至らず、最初は「痛いって言っちゃいけないわ」と思っていたのも「痛いって言ってもいいよ」と誰かに言われて(ダーリンだったような母だったような…記憶があいまいなのです)イタイイタイと大絶叫。もう切ってくださいと何度も懇願しました(苦笑)。念願かなったのは14時間がんばったのちのこと。手術室に入るまでは早かったと思うのですが、麻酔をするまでは何度も陣痛の波が来ました。覚えているのは手術室に行くためにストレッチャーに乗ってエレベーターに乗ったとき。ちょうど陣痛が来てうめいているときで、乗り合わせてしまったおじさんが引いていました(笑)。

麻酔が効いてしまえばさっきまでぎゃーぎゃー言っていたのはうそのよう。思いがけずダーリンがオペなのに立ち会えて、話もできましたしぽこぷーが取り上げられるその瞬間も(間接的ですが)見ることができました。
産声を聞いたとき、ほんとに嬉しくて涙が出ました。胎内でうんちしていたということで、しんどかったのは私だけじゃなかった、ぽこぷーもすごくしんどかったのね、と申し訳なく思いました。

その後のことは断片的にしか覚えていません。
助産師さんも手術室のスタッフもとてもよくしてくださって、かけていただいた言葉も手の温もりも、ずっと忘れないだろうと思います。
みんなのおかげで、ぽこぷーは誕生しました。
これからもいろんな方にお世話になりますが、皆さまどうぞよろしくお願いいたします。

Comments:2

まきびし 08-02-14 (木) 23:17

Baby誕生おめでとうー☆

メールありがとう!早速遊びにきました。
す、すごい!さすが国語の先生のRyokoちゃん、文章がうまい!
一気にいろんなページを読ませてもらいました。
「こども日記」もBabyが大きくなって読んだらうれしいだろうな。

出産の経過日記、私も長男のとき(22時間陣痛)を思い出しました。
あの痛みはホントもういやじゃーーーですが、
二人目はまだ私も体力があるうちに生まれたので
産後も一人目に比べるとかなり元気で、他のママとよく喋ってたなあ。

まずはRyokoちゃんの体の回復が一番!
Babyが休んでいるときには一緒にゴロンとして休んでね。

Ryoco 08-02-16 (土) 10:52

こちらでは初めまして!
お久しぶりです。

何事も経験してみないとわからないことがたくさんですねー。
でもあの陣痛の痛みはもういいです(笑)。
陣痛室で「いたいぃぃ!!」と大絶叫しちゃいました。

暖かくなったころ、お目にかかれるといいですね。

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