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思 Archive

友達

  • 2008-01-16 (水)

出産を控えて、片付けたり準備をしたりしていますが、「今のうちに…」と思ってよくしているのが友達に会うこと。幸いにも先方から「今のうちに」とか「どんな姿か見てみたい」などと連絡をくださって、会う算段になるというパターンが多いです。

ちょっと会わないうちに数年経っていた、なんて友達もいます。その間にいろんなことがあったりして、話していると時間の経つのは本当に「あっという間」。年賀状で「うわー、お子さんもうこんなにおっきくなって!」と思うことも増えました。会う機会に恵まれなかったので、せめて電話で…と電話をくれた友達もいます。

大人になると、大人の事情で会えない友達が多くなりますが、時間があいてしまっても「いやー、久しぶり!」と忌憚なく話せる友達がいるということは、本当に素敵なことだなぁと思いました。

ヘンなひと

  • 2007-11-01 (木)

私は自分をヘンなひとだと思っています。
ダーリンも結構ヘンなので、そんな彼と合うあたりからして決定的でしょう。
(ただ、私たちは自分が基準なので「自分はフツー」と思っています。)

生徒によく年齢を聞かれます。
別に隠すこともないので「31」と即答します。

余裕があるときは嘘をつきます。
「フツー」なら「27」とか言ってサバを読むんですよね。
甘いです。こういうときは「42」と答えます。
「えー!?うそー、(42には)見えん」とか言ってきたら
「そうよ、嘘よ」と答えます。

たいがい「ヘン」と言われておもしろがられます。

教材の文章に「カラオケは、自分が歌うために行くのに、他者の存在が(たとえ自分の歌を聴いていなくても)必要なので、一人でカラオケには行かない」といったくだりがありました。
「うちのダーリンは一人でも行ってたけどね」と脱線したら、やっぱりヘンだと言っておもしろがってました。

みんなそれぞれに「ヘン」だと思うんだけど。
ひとの「ヘン」は自分にはないからおもしろいんでしょうね。

それぞれの秋

  • 2007-10-26 (金)

以前、季節に匂いがあると書きました。
ダーリンもキンモクセイの香りについて触れていました(いま思い出しましたが、キンモクセイの香りだと教えてしまったのは、同僚時代の私でした)。

教材研究をしていて、三浦綾子さんの「孤独のとなり」の抜粋を読みました。庭に芽を出したカボチャを収穫したことを通じて、秋という季節に対する自分の偏見に気づいた、という文章です。

「月見れば千々にものこそ悲しけれ 我が身ひとつの秋にはあらねど」
(月を見ていると、あれこれともの悲しい思いがつのってくる。
なにも自分一人にだけ来た秋ではないのだけれど。) 
                       《古今・秋上・193・大江千里》

「さびしさに宿を立ち出でて眺むれば いづくも同じ秋の夕暮れ」
(あまりのさびしさにに耐えかねて、わが庵を出てあたりを眺めわたすと、
どこも同じようにさびしさにつつまれた秋の夕暮れであるよ。) 
                      《後拾遺・秋上・333・良選法師》

彼女は古歌にあるように、秋は寂しくはかないもの、と思っていらしたそうです。それが、収穫の喜びを知り、まさしく「我が身ひとつの秋にはあらねど」だとわかった、と。

みんなそれぞれに、秋を感じているのでしょう。
だから、「○○の秋」がたくさんあるのかもしれませんね。

配慮

  • 2007-10-24 (水)

仕事に一時復帰して、最初は暑さとの戦いでした。これは季節が変われば何てことはない問題でした。そして、新しい環境に慣れるまでにまたちょっと時間がかかりました。ちょうど私自身の(お腹がどんどん出てくるという)変化が大きくて、階段の昇降はカタツムリ並み、腰痛は出るわ脚は攣るわ、一時期は踏んだり蹴ったりでした。

いつもまわりの配慮に支えられてきました。大変ありがたいことです。お手洗いは洋式が使えるようにしてくださったり、行事は業務分担から外していただいて、「見学」みたいな参加で申し訳なかったです。

生徒も一応気遣ってくれます。が、まだまだお子ちゃまゆえ自分たちの都合が優先するようです。元気すぎてやかましくなってきたとき「静かに!」って大きな声が、自分でもびっくりするくらい出ないのです。もっとも、そんな注意されなくてすむようになってくれると助かるんだけど。

それぞれの反応

  • 2007-10-22 (月)

検診に行って、ぽこぷーは100%男の子であると認定されました。
先生にそう言われるのも、実はもう3回目なので、うちではすでに「男の子」として受け止めていたのですが、性別について話すといろんな反応があって面白いです。

つが家にとっては、つが姓を継ぐ貴重な人材である、と喜ばれました。「つが」っていう苗字、あんまりないですもんね。病院の看護婦さんには「男の子、可愛いですよ♪」と言われました。女親にとって男の子というのは可愛いものだ、という意味です。出てきたらどっちでも可愛いってことになるんでしょうけどね(笑)。同じ男の子のママたちは「楽しいよ」と言いつつも大変そうです。怪獣と化した彼らの相手には相当な体力が必要とみました。うちのぽこぷー、すでに大きめだしやたらよく動くし、元気なのはいいけどついていけるのかな(笑)。お腹の中にいる今も、栄養分をがんがん吸い取られていますから、しっかり食べて??体力つけておかないといけませんね。

私の外見についての反応も面白いです。数ヶ月前に会って以来久々に会う人には、お腹ばっかり成長しているように見えるようです。体重そんなに増えてないんじゃない?と言われてドキ。いえいえ、基準値ではありますが着実に増えとりますよ(笑)。でも確かにここ最近でお腹がぐっと大きくなりました。いかにも「妊婦」です。買い物に行くと、レジ係の方に「(かごを)あちらへ運んでおきますねー」と言われることもあります。
今しか体験できない妊婦生活、やっぱり楽しんでおかなくちゃねー。

がまん

  • 2007-10-04 (木)

一昨日から腰痛が出始め、昨日はびっくりするくらい痛くなって病院に電話してしまいました。
お腹が張るわけでも出血があるわけでもないので心配はないけれど、この腰痛は妊婦の定めで、温湿布を張るくらいしかできないとのことでした。冷湿布は腰や胎児を冷やすからよくないんだそうです。

学校で、準備室に待機しているときが最もつらく、階段の登りも以前に増してしんどくなりました。今週末は千葉へ行く予定だったのですが、母からは反対されるし、自分も自信がなくなってきました。

思うに、仕事は我慢して行くのだけど、週末の旅行は行くのを我慢するなんて。何だかなぁ。

充実した時間

  • 2007-10-03 (水)

仕事復帰して以来、1週間月曜日から金曜日までみっちりあったことがありません。月曜日が祝日でお休みになることが続いたのと、昨日は代休だったためです。

土日祝日は、ダーリンも同じように休みなので、予定や都合を合わせたりもしますが、昨日のように自分だけが休みだと、自分のペースで動くことができます。
昨日はまず家事をして、おやつやジャムを作りたかったので即実行。8月のお休み期間中にもしたかったことなのですが、とても暑くてできませんでした。いざ涼しくなったら今度は自分が仕事で、時間にゆとりがなくなってしまい…。
けれど、仕事をしてすることがみっちり詰まっている今のほうが、充実していてすることもはかどるのです。「時間がある」と思っているときに限って、物事なかなか進まないというもの。

おやつに情熱を注いでしまったため、夕食はよくわからん取り合わせになってしまいましたが、スイートポテトとリンゴジャムに満足の一日でした。

人生の岐路

  • 2007-09-30 (日)

公立の教員採用試験2次の結果が出ました。私にとっては初めての1次通過2次受験で、1月末に出産を控えるという状況でしたが、はれて名簿登載されることとなりました。ダーリンはまたしても認められず。手放しでは喜べませんでした。

身内になる以前のよき同僚時代から、なぜ彼は認められないの?と思っていました。こんなに引き出しがあって、何でも屋のような彼を、どうして認めて起用しないんだろう。彼は一所懸命働きたいと切に願って努力しているのに…

彼がえらいなと思うのは、ひとのせいにしないことです。けれど、彼がいくらがんばっても、その環境がないと発揮できないこともあると思うのです。彼があまりにも正直で、自分というものをしっかり持って主張することで煙たがられるのでしょうか(私という人材が名簿登載されたのは、自分に自信がなくて端からすればどうとでもなるような弱い人間だから、都合がよかったんだと思っています)。

その状況で、どれだけのことができるかだと思います。状況を選ぶことができればもちろん最善を選びますが、たいていは望みどおりにならないことが多いもの。では、その環境で自分がどれだけがんばれるか、だと思います。彼は懸命に自分の道を模索して、できることはどんどんしています。私はそれを知っています。

私は彼を尊敬しています。自分というものをしっかりもてるようにならなくては、と強く思います。私のためにも、私たち家族の幸せのためにも。  一緒にがんばろう、ダーリン。

仕事復帰してみて

  • 2007-09-21 (金)

前任校の勤務がこれまでの最短任用期間だったのですが、今回の任用がさらにこれを更新しました。ちょうど「産休」に入る時期と任期満了が同じくらいなので、私にとっては都合がよかったということになります。フルタイムでずっと働きたかった妊娠前だったら、あまりにも短くて…と思ったことでしょう。

さてさて、(一時)復帰して最初の1週間は、火曜日スタートのうえに木曜は検診で休暇をいただいたので実質3日間しか働いていません。なのに、へとへと(笑)。周りの方々には大変お気遣いいただいて感謝してもしきれないくらいなのですが、こちらはしなくてもいいような変な緊張感で気疲れしてしまうようで。生徒たちは「何このひと??」といった感じでしょう。慣れた頃にさよならするのが今から寂しいです。

毎回新しい職場に行くたびに、新しい出会いがたくさんたくさんできます。常々周りに恵まれている私としては今回もまた然りで、不慣れなために疲れはしても、このお仕事を楽しんでさせていただいております。

お仕事最終週

  • 2007-07-17 (火)

ついに離職まで1週間を切りました。
今週金曜日で、生徒が夏休みにはいると同時に、私は離職です。

これまで、大学を出て以来ずっと年間通じての仕事だったので、途中で切れたことがありません。今回は随分と早めの産休みたいな感じではありますが、正直、これから安定期に入ってからの方がよりよく働けたのになぁと残念です。まー、せっかく時間があるわけですから、いろいろチャレンジしてみるつもりです。

離職に伴っての諸般の手続きに、まずは翻弄されそうだなー。

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