GROM はじめての乗り比べ

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個別に乗ると違いは分かっても具体的にどのくらい違うのかということがよく分からないので、2台持ち出して長時間走って乗り比べてみました。

評価はノーマルグロムに対して、ではなく、うちにあるそれぞれのGROMに対してということになります。
GROM1はブレーキ・サスがしっかりしていることもあって、エンジンパワーが足りないと感じるようなマシンになってしまいました。「もっと踏ん張れるしもっと走れる」と車体が言っているのに、その負荷をかけられるだけのパワーがない。でも、前にも書いたけれどこれはパワーが足りないんじゃなくて、パワーに見合ったバランスの車体が作れて居ないということなので、ここからはちゃんと走ってセッティングして‥を繰り返していく段階。フロントがオーリンズになってから、ホントバランスが崩れてしまった感じ。

GROM2は、やっとならしが終わったので引っ張ってみましたが‥ヨシムラのエキパイ&サイレンサーの交換だけの車体は6000回転から上は回っているだけでパワー感がない。タケガワのFI-con2を組んだのでサブコンでパワー感が変わるかなぁ、と思いましたが、15段階のセットの幅の中で1が状態良く、2や3にするともう濃すぎて上がさらに回らない感じ。ハイカム組むなりボアアップするなりしないとサブコン入れてる意味がないようです。
でも、こちらこそ普段使いの乗り心地が大事だと思っているので、パワーをあげるのは二の次です。現状でもGROM1から乗り換えると非常にラグジュアリーでイイ感じ。世間では酷評されているノーマルタイヤも、今のところ過不足なく走れているのは、その他のところをつつきまわしてバランスを極端に崩さないようにしているからかもしれません。

面白いのはどちらかが良くてどちらかはダメという評価になるかとも思ったのですが、「結果どちらも良い」という評価になったコト。排他的な関係ではなく、それぞれがそれぞれの道を歩いているという感じです。

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