GROM オーリンズFフォークダンピングキット 使用感

IMGP5622-1

オーリンズのフロントフォークダンピングキットを取り付けた方で走ってみました。43R&Tという40℃でcSt.値19という粘度のオイルを標準量入れて組んだものなのですが、ダンピングという点ではGROMでどれだけハイスピードで走っても全くへこたれません。高速コーナリング中にギャップがあったりすると、ノーマルフォークだとオイル粘度をあげていても底付きするかもという不安を持ちながら走らなくちゃならなかったのが、このキットを組んだフロントだと車格の大きなバイクに乗っているんじゃないかと勘違いしてしまうくらい、まるでへっちゃら。GROMの重さやエンジンパワーが完全にフロントフォークの能力に勝てないような感じ。というわけで、バランスが悪い。サーキットに持ち込むのならこのくらいが良いのかもしませんが、ジムカーナで使うにはフロントの動きを活かせない走りになってしまいそうです。もうちょっと柔らかい方が良いみたい。組んだ後に聞いた話では、作田さんも柔らかめにセットしているようです。

というわけでフォークオイルの粘度を下げたいのですが、これまで正立フォークのバイクばかりいじっていたので、倒立フォークの常識が全然わかりません。調べてみると、各社のフォークオイルの粘度をcSt.値で並べたデータが見つかりました。

フォークオイル粘度比較表(xls)

書かれている情報が正しいのかどうのかはわかりませんが、これによると手持ちのオイルではヤマハG5が43R&Tよりも若干粘度が低いようです。でも大した差じゃないので、手に入りやすいところでカワサキのKHL-15-10を購入してブレンドですかね‥。ちょっと面倒ですがフォークの能力そのものは上がっている手応えがあるので、こだわってセットしてみようと思います。

1 Comment

kei

いつも参考にさせて頂いています。
自分もダンピングキットを入れていますが、
タイ在住(悪路が多い)事もありやはり柔らかくしたいと思っています。
つがたくさんはその後セッティングは決まりましたか?
リアサス用の柔らかいものだとさすがに安定しなくなるのでしょうか。
分かる範囲でご教授いただけると助かります。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です