GROM 九州D杯第2戦動画と雑記

UNOさん、いつもありがとうございます。

先日の九州D杯第2戦の第1ヒートと、計測後の「泣きの」第3ヒートの動画を撮っていただきました。

第1ヒートはゴールで停止できずに飛び出していますが、気分的にNSRな感じでゴールに突っ込んだらブレーキが全然利かなくて停まれませんでした。
第3ヒートはしれっとほぼミスなしで走っていますが、結果は優勝したうらいけさんの第2ヒートのタイムに手計測で0.5秒くらい届いていませんでした。5本くらい走ればもしかしたらうらいけさんの2本目に並べるのかもしれません。そういう意味では、今回ジムカーナ大会用マシンとしてGROMの手応えを非常に強く感じた大会でした。

「ジムカーナ大会用の」というのは、練習会でコーススラロームをしてもそれなりには走れますが、シフトアップが必要なくらいの距離を加速するとなると断然パワーが足りないので簡単に置いていかれます。なので、GROMはコーススラロームで人と速さを比べるのではなく、GROMの特性を徹底的に活かして身に着ける練習をするのが大事だと思うのです。
GROMに僕が乗って思う利点は、エンジンパワーがある車両や大きな車両に比べてコントロールしやすく、ミスや失敗がしづらいという点があげられます。1本目からミスなく自分の考えるベストラインを正確にトレースするという走りが(NSRに比べると)圧倒的にしやすいのがマシンの特徴です。というわけで、「自分のGROMでのベストライン」がみえてなければダメなのですが、今回の大会は第1ヒートの回転とか、バイクがどのくらい曲がるのか全然分かってない走りでダメダメな感じ。まぁ、ツーリング帰りだし練習してませんから僕の場合はしょうがないんですけど‥。
ビデオを見ているとバンク角にも余裕があるし、もっとワイドに速度を落とさずに曲がればタイムは稼げたのだと思います。低速も高速もまだまだ改善しどころがたくさんありますが、GROMに特化して練習すればコース設定によってはまさかの優勝を掻っ攫うのも不可能じゃないんじゃないかって思いました。
大きいバイクみたいにパワーを使い切ったら人間が振り回されるという感じでもないので、「パワーを出し切って、ミスはしない」というのがGROMに限らず小さなマシンの勝ちどころだと思いますし、そういう意味で僕の走り方にはあっているマシンなんだろうなぁ、って思います。

そうそう、油温についてのメモ。ツーリング中に上り坂をトップギアで引っ張り続けて油温が100度を超えたあたりでエンジンからチリチリと音がし始めてトルクがガクンと落ちました。壊れたのかと思ったら油温が下がればパワー感が戻ったので、夏場の練習では油温をあげないための対策も必要だと思います。エンジンパワーの上がった僕のマシンでオイルクーラーの付いていない状態では、真夏の今回の大会では100度を超えさせないようにするためにはウォーミングアップで10分も走れませんでした。一応走行風があるからか98度から上にはなかなか上がらなかったようにも思いますが、走り続けたら何度まで上がるのか、というところまでは検証できませんでした。

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