TDM900 ETC車載器外観

取り付けても高速を走ってみなければ心も生活も豊かにならない(≒所有欲を満たすには程遠い大きさと形をしている)ETC車載器ですが、明るい空の下で写真を撮ってみました。10度の前傾角が必要なのだそうで、それがいい加減に取り付けた感を助長しているように思います。

乗車位置からみた状態。一昔前のレーダー探知機くらいの大きさですね。インジケーターは左にオレンジの「エラー」ランプ、右に緑の「スタンバイ」ランプが並んでいます。一体型車載器は簡単に蓋をあけられてしまうので普段はカードを抜いて走ることになりますが、そうすると常に走行中はエラーランプを点灯させたまま走ることになります。まだ車載器の存在そのものに慣れていないこともありますが、エラーランプの点灯はかなり気になります。実際に使われるシーンを想定して、使う側の気持ちになって作られたものとは思えない設計です。

ステー部。ハンドルクランプと車載器下のステーはそれぞれ別売品で、この組み合わせはナップス独自のものかもしれません。もう一種類選べた大きめのステーは本体とビス止めですが、このステーは粘着テープでベタ付け。
TDMはガソリンタンク下のメンテナンスをするのに、タンクが車のボンネットのように後端を軸にして持ち上がるのですが、その時に干渉しないように取り付けてくれたようです。

内部の防水はどうなっているのかと開いてみました。カードが収まる周囲がゴムパッキンで囲まれていました。

カウルの内側に組み込んでしまいたいところですが、ETCのないゲートをくぐる時はカードを抜いて係員に渡さなくてはならないことを考えると、あんまり手の届かないところに収めてしまうと面倒なことになりそうです。そういう意味では別体式車載器の本体をシート下に設置して、荷物満載でツーリングしているときには、万が一の際のカード取り出しが面倒なことになりそうですね。
どちらにしても、バイクは視野に入れられていない機器だと思います。一般的なカードサイズを基準に考えるのではなく、バイク用のETCカードはマイクロSDカードくらいの大きさにしてくれればもっと気にならない大きさで実現できたでしょうにね。

2 Comments

おやびん

久しぶり。
元気そうで何より。ってか、相変わらず人生を楽しんでいるようですね。
今日、ETCを付けようと思い立ち、ドラスタに行った。

「ETC、お願いしたいんですけど・・・」
「取り付けですか?」
「すぐに付けてもらえるんですか?」
「もう予約が200件以上あり、機械がいつ入荷するかわからず、
 予約もお断りしています。」

“取り付けですか?”は予約済みの人に対する言葉だったのだろう。
もう2週間、早く動いていれば状況は違ったかもしれない。

広島には、まだ在庫があるのかしら?。

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つがたく

おやびん、おひさしぶりです。
広島では格安セールをしていたナップスではあっという間に予約でいっぱいになってしまったようですが、他の店もそこから雪崩れた客が殺到中ではないでしょうか。でも4月にも助成があるという線が濃厚なので、追加予約ができるようになるかもしれませんよ。といっても、機械がないんじゃお話になりませんね‥。

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