NSR250R おひとり様練習会

例年10月のジムカーナJAPANのあとが一番ジムカーナ熱が盛り上がって練習したい気分もピークを迎えるというのに、今年は練習会場が確保できなくなったこともあってJAPAN後の初練習まで1ヶ月もかかってしまった。それでも課題がはっきりしているので、ひとりでも実ある楽しい練習ができた。

回転や小旋回で速度を落とさず車体を起こさないターンの練習と、旋回に入ったら遠心力でフロントを沈めたまま回りきる練習。全てがコーナリングの延長で走れるように心がけてみた。トランポから下ろしたそのままのJAPANで使ったセッティングだと思いどおりに走れなかったのでフロントのイニシャルを抜きまくってみたところ、フルバンクに持っていくときの安心感が増して旋回中もコントロールがしやすくなった。さらにイニシャルを抜いていったらどうなるのかと思ったら、抜きすぎるとフロントからの応答が悪くなって信頼感が減った。というわけで、久々に走りに合わせるためのセットをデリケートに見直す練習ができたように思う。

回転系の練習をしているとリアブレーキのフルードがすぐに沸いてしまう。リアブレーキが高温になってくるとリアブレーキがキーキー鳴き始めるので、その時点で練習を中断して霧吹きで軽くミストを吹きかけながら地道に温度を下げていった。この水、JAPAN当日に会場で飲んでいた水で、1ヶ月車内放置していてさすがに飲用にする気にはならなかったけれど、車体に吹きかけるという使い方にはぴったりなので活用させてもらった。

練習場所の近くの経小屋山にキャッシュがあったので、GROMに乗り換えて気分転換のキャッシュハント。ところが残念なお知らせの看板が‥。

災害現場。岩がゴロゴロしていて車は通れないけど、路面が濡れてなければバイクなら問題ないレベル。

崩落現場の上側。道が車の通行できない幅になっていました。

キャッシュが設置されていたのは登山道を少し下った大岩の隙間。革パンツ&ライディングブーツで行くにはちょっと厳しい場所で、ロープを掴まなければ登れないような岩場だった。ここは岩の上から海に囲まれた宮島が全て見渡せるところ。左は広島市街から右は岩国の米軍基地までの大パノラマが広がっている。

目を凝らすと宮島の大鳥居も見える。

経小屋山の山頂には以前物見櫓が建っていたが、いつの間にか取り壊されてしまった。今となってはここが一番のビュースポットといえるだろう。いや、久々に来てみてよかった。

 

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