実家帰省4日目 霞ヶ浦周遊ツーリング

先日一緒に走ったTDM900の彼が「‥霞ヶ浦もいいよねぇ、湖岸のすぐそばをバイクで走れる道があるし」とポロとつぶやいたのだけど、それってどんな道なんだろう‥と、実家に居るうちに行ってみることにしました。

湖岸で日の出を迎えるために3時半に実家スタートして、土浦に4時過ぎ到着。丁度空が白み始めたところで霞ヶ浦ツーリングのスタート。

湖岸の道に入るのにはちょっと躊躇しました。だって、どうみてもサイクリングロード。完全フラットでローラーブレードでも気持ちよく走れそうなきめの細かいアスファルトです。自転車以外の車両が本当に入って良いのか何度も確かめましたよ。

ちょっと信じられないのですが、走っても走ってもこの路面が続きます。

5時前に太陽が昇り始めました。雲ひとつない空で、森の稜線に太陽の見え始める瞬間から見ることができました。

時計まわりに回ったので基本的に視界の右側は穏やかな湖面が続くのですが、いろんなものが湖に突き出していて、飽きのこない風景がつづいています。

鵜や小鷺、大鷺などの水鳥もたくさん。

平日の5時台は交通量がほとんどありません。だから余計にバイクで走って良いのか不安になります。

土浦から霞ヶ浦の北側の湖岸(中岸というそうです)を走って走って霞ヶ浦大橋に到着。写真を撮ってばかりいたらあっという間に時間が過ぎて、予定していた7時半の帰宅がやや怪しくなってきました。これを渡ると霞ヶ浦の北部を大幅にショートカットができるのですが、橋を渡らずにそのまま北進してもまだきれいな湖岸道路が続いていたので、折角だから果てまでいってみることにしました。いやいや、どこまでこのきれいな道が続くんだろう。

500mごとにキロポストが並んでいますが、土浦から36.5kmのところで、舗装道路が終わりになりました。

途中からこんな感じ。一応、このあたりが霞ヶ浦の北端になります。

一般道を経由して中岸から左岸(何を基準に右側の岸を「左岸」と呼ぶんだろう‥湖じゃなくて陸地基準なのか)に移ると、再びサイクリングロードのような湖岸道路が始まっています。霞ヶ浦(西浦)の東の果てまで30kmあるそうです。むむー、驚きのスケールです。

大きな湖なので、大小の港もたくさんありました。海で使うよりも湖で使う船の方が耐用年数長いんだろうね。

基本的に湖沿いをひたすら走るのですが、一部分だけ湖沿いの道はダートになっていました。ここまでは基本的に車が離合できる道幅の舗装路だったので、この道は正規のルートじゃないのだと思います。

こんな道が延々往路で35km、復路で30km‥天気もよくて交通量もなく、信号もないのんびりした風景が続いて、頭がおかしくなりそう。

広い霞ヶ浦ですが、基本的にひたすら対岸が見える風景です。

左岸の起点まで走破しました。この先はダートになっているので、左岸の起点からスタートするには入口が少し分かりにくいかも。

時間の関係で霞ヶ浦(西浦)の右岸は全く走っていませんが、こうなるとその道がどうなっているかが気になります‥またいつか挑戦してみよう。

3時半スタートで実家着が7時半。4時間の楽しい時間でした。千葉に住んでいた頃は「ツーリングはワインディングを走ってなんぼ」と山にばかり目が向いていましたが、関東平野はトコトコ原付ツーリングに向いた平坦な道が結構あるということに、GROMを持って帰ってみて気がつかされました。夜明け頃の人があまり動かない時間に日の出を絡めて走れば、真夏でもかなり快適に楽しむことができますね。

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5 Comments

行ったんだ。笑
路面がきれいになったのはじつは震災のおかげ。
この辺も結構ダメージ大きかったんです。

奥只見もいいよ、バイク通れるようになったし。
とつぶやいてみる。
今年すでに2回行きました。

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つがたく

>柏くん
ざっと地図を見て4時間コースだと見積もったんで、これなら朝巡れるな‥と。実際ホントに4時間コースだった(写真撮影含む)。
かなりの気合いと覚悟がないとあんなきれいな道を作り切らないだろう、と思ったんだけど。そうか震災の影響か。

奥只見はさすがにGROMでは‥w
もうあれから12年も経つのね。また行きたいなぁ。

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jan

こんにちは。
河川等の右岸・左岸ですが、基本的に上流から下流側を見たときの右側を右岸、左側を左岸というらしいです。
昔砂防の仕事をしていた時そう教わったので間違いないかと。

すいません、つまらんコメントで…。

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