NUDA900R バイクライフの転換期

早朝走り回って一旦子供会のイベントに参加したあと、昼過ぎからもう一巡りしてきました。

一度落とした空気圧を再び上げて山へ入ったところ、途中温感で計ってみたらリアで3.1kg/cm2でも全然問題ない、というよりクルクルと曲がるハンドリングです。タイヤはミシュランのパロットパワー3。

これまでよりも一次旋回(フルバンクまでの曲げ始めの旋回)が明らかに強いので、バンク角に頼らなくても曲がる‥ということで、曲がりはじめにグイっと入り込めば今までより速い速度で侵入してもクルリと曲がれてしまいます。で、楽しいかと言われると、一般道では自分が思っている安全マージンのある走りを超えたスピードで曲がるので、ちょっとコワいくらいになってしまいました。だからといって自分なりに安全だと思える速度で曲がっても折角刃の立ったマシンになったのにその切れ味が活かせずダルダルした走りで楽しくない。マシン自体は面白くなっているのに、飛ばしてもユルく走っても楽しめない、という感じ。なんかもったいない。

TDMの頃はどうだったかなぁ‥と思い返してみると、フニャフニャな足回りでバネを沈ませた実感をもちながら踏ん張ってコーナリングしていたように思います。マシンの性能の天井近くでコントロールしている感じが面白かった。NUDAで使い切った感を得るのは、一般道ではホントに厳しい。以前よりも今その天井が見えつつあるし接地するようなバンクでもコワさはないのですが、コーナリングスピードがとにかく速くてそこがコワいのです。

切れ味が鋭ければ鋭い程良いって思っていた時期もありましたが、最近視力や体力が落ちてきて対応できなくなっているという実感をもち始めました。折角走りに関して贅沢できるマシンが手に入ったのに、活かしきれないというのがちょっと残念です。まぁ走れないセッティングに戻せばいいじゃん?といわれても、戻さないんですけどね。

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