GROM とびしま海道ツーリング

月曜代休。天気が良かったので‥というだけでなく空気もきれいだったので、ツーリングに行くことに。NUDAで行くかGROMで行くか、またどこへ行くか悩みましたが、とびしま海道の島々をグルリと回りながらいけるところまでオール下道自走で行ってみることにしました。

GROMのファイナルをドライブスプロケット1丁アップにして、どのくらい巡航が楽になるか、またワインディングでも楽しめるのか、を確かめるのも兼ねたツーリングです。うちから最短で行くには呉市街を抜けることになりますが、ちょっと寄り道して焼山から灰ヶ峰にのぼってみました。天気良い日の灰ヶ峰からの風景は素晴らしいですね。山裾まで張り付くように建物がびっしりと並ぶ眼下の呉の町並み、IHIの造船所、その向こうに音戸大橋まで見えて今日は四国を望むことが出来ました。

ついつい呉の町並みに目を奪われてしまいますが、灰ヶ峰からは広島湾も遠望できます。湾内に見えるのは似島ですね。

ドライブ15丁→16丁にしたGROM、ダラダラと走るのには回転数もいつもより抑えられて(うそ。いつもの回転数でよりハイスピードで走れて)とても良い感触です。うちのエンジンなら上り坂も十分のぼります。

さて、50円払って安芸灘大橋を渡って下蒲刈島に入りました。ここから6つの橋を渡って7つの島を巡るツーリングだったはずなのですが‥ナビの地図をズームアップしてみて衝撃を受けました。島中が1.5車線路のワインディングで迷路のように覆われているのです。これは走らずにはいられない!

思いのままに走り回ってみましたが、何とも言えない面白さ。青い海や大きな橋がチラチラみえる風景が突然開けたりして、全然飽きることがありません。急傾斜な島全体が柑橘類の畑になっているので山の上の方まで車で入っていくためにこうなったようですが、まー楽しい楽しい。紙の地図だとすぐ自分の現在位置が分からなくなりそうですが、初めての道でもこういうところを走るのには原付+ナビが最高の組み合せです。

急傾斜なところでもお構いなしに道をつくっているので、普通車では入っていきたくないようなつづら折れがたくさん。下っていくと海面が急激に近づいてきます。

最初はとびしま海道の突端までいこうと思っていたのに、島の中を走り回るのが楽しくて仕方がなかったので、愛媛県に入ったところで橋を渡り切らずにUターンして島内巡りメインのツーリングに切り替えました。下蒲刈島・上蒲刈島・豊島・大崎下島‥どの島もみかん畑と迷路のようなワインディング。それぞれに表情の違う海の風景。

島で食事する時間も惜しいと思うに違いないと、予め本土でおにぎりを3個買っておいて景色のよいところで停まって食べようと思っていたのに、どこも景色が良くて走り通しの4時間。なんでもない道で停まって、おにぎりもバイクにまたがったまま食べました。

橋の向こうの島の中腹の道も、「お、あの道イイな」と思ったらすぐに辿り着けて走りたい放題。

たまたま道路の脇道が気になってGROMで入ってみたら、思わず声が漏れるほど素敵なロケーションでした。今日のハイライト。

やばい。ぃゃぁばい。マジヤバい。

振り返った風景もなかなかヤバい。地面に残るのはGROMのタイヤの跡が1本だけ。

廃道になっている道もありました。アスファルトの道路なのに、落葉と落石と倒木でGROMでもここから先へは進めませんでした。地図上では抜けられる道なので、またチャレンジしてみます。

みかん畑のある斜面の道はそれなりに状態が良いのですが、畑がないと誰も通らなくなるようで、荒れ放題になっている道も結構ありました。

よくありそうな絵も撮ってみましたが、こんなもの撮るよりよっぽど面白い風景がたくさん。

今回のツーリングのメインは道中の迷路のようなルートだし、GoProでもかなり撮ってみたのですが、車載状態のカメラで走行中の風景を撮るだけだと実際に走った楽しさが伝わるような絵にはほど遠かったので、今回動画は控えめにしておきます。とにかく楽しめる島々で、1日じゃ全て堪能するのはムリ。次に訪れるのがとても楽しみです。

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