南九州の旅 1日目

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Ryocoと一昨年の夏はバイクで大分~阿蘇昨年は自転車を積んで佐賀~長崎~阿蘇と九州の北半分を巡ってきたので、今年は少し足をのばして鹿児島をメインにした南九州まで行ってみよう!ということで3泊4日(正味2泊3日)の野宿旅。当初はバイクを積んで南九州まで行き、そこからタンデムツーリングの予定でしたが、Ryocoが出産後で体力が回復していないので、昨年同様自転車を積んで車での旅となりました。

広島を深夜割引の終了時間ギリギリに出て九州南部へ向かうつもりでしたが、その時間に出発すると通勤割引の時間帯に福岡付近を通過することになります。渋滞予測ではそのあたりで渋滞がピークということなので、前日の21時半に広島を出発、そのまま25時まで走って鳥栖JCTを超えた広川のSAで仮眠をしました。
今回土曜日の前日夜出発のメリットは渋滞対策だけでなく、高速道路のSAの給油所は土曜日に料金改定なので‥5月最初の金曜の夜まではガソリン代が4月までの価格なのです。

翌朝6時に再び出発。夜明けの斜光を浴びながら熊本県を縦断します。

8:00 えびの高原へ

えびのインターで高速を降りて、まっすぐえびの高原・霧島へ。
火山の集合体の山々は周りの山と違って、稜線の形状に意思を感じます。
時間帯が早いからか交通量も少なく快適♪

無人販売所では摘みたていちごを販売していました。わざわざ引き返して購入。大粒を集めたもの、小粒で数の多いものなどいろいろありました。1パック200円。

8:40 韓国岳

いつも生活している空間とは別の世界のはじまりです。
バイクで訪れると歩き回るには暑い格好なので散策といってもあんまり歩きませんが、今回はRyocoのリハビリも兼ねて、いつも足を踏み入れないところまで歩いてみます。

小地獄と呼ばれる石河原。以前訪れたときはところどころ硫黄を含む噴気がシューシューが吹き出ていましたが、この日は落ち着いていました。石の階段は上面が踏み均されてテカテカ。

硫黄の噴いているところとそうじゃないところは、植生のあるなしで分かります。

道だと思って進んでいたら、実は違って駐車場まで藪漕ぎすることになってしまいました。過去にも何人かがハマった様子で、それなりに人の歩いた跡が残っています。

10:00 高千穂河原

霧島スカイラインの途中にある大浪池を散策しようと車を路傍に停めようとしたら、若者3人が親指を立ててヒッチハイクしている様子でした。車を近づけると「連れが喘息で、高千穂河原に停めてある車まで薬を取りに行きたい」とのこと。荷物があるため3人は乗れない旨を伝えると、喘息の彼だけでも連れて行って欲しいということで、一人を乗せて15分ほど先の高千穂河原まで行きました。聞いてみると15分~20分くらい車を捕まえるまで待ったとのこと。意外と止まってくれないもんなんですね‥。

喘息の彼を高千穂河原で下ろして再び大浪池まで戻ろうかと思いましたが、ここまできてしまったので大浪池は次回持ち越しにしました。高千穂河原の有料駐車場から少し戻った路肩に車を停めて、自転車で移動。

高千穂峰。天気がよいので肉眼で山頂の天の逆鉾がみえました。

11:00 道の駅霧島

お昼を食べるために寄りましたが、いまひとつレストランの料理と値段との折り合いがつかなかったのでパス。モコモコと連なる山の向こうに桜島が遠望できる開放感のある景観です。

11:15 移動手作りバーガー屋 Dandelion

鹿児島まで昼食は諦めようかと思っていたところ、路肩にハンバーガーの移動販売カーが止まっていました。色にひかれて覗いてみたら結構おいしそう。

こういう車をみると、なぜかDr.スランプ(アニメじゃなくてマンガの方)を思い出します。おじさん一人が切り盛りしているのですが、一瞬外国人かと思ってしまうイントネーション。どうやら土地の言葉づかい。

できあがったDandelionバーガー(メンチカツバーガー))とチキンハンバーガー。見た目も非常にきれいなのですが、全粒粉のパンにも中の具材にもこだわりを感じる味でした。大変美味。

12:30 鹿児島湾

桜島。海に浮かぶ姿に逞しさや力強さを感じます。雲に見えるのは噴煙が風に流されたものです。順調に鹿児島市内に向かいますが、この後30分くらい渋滞。

14:00 鹿児島市内

鹿児島での目的は二つ。ひとつは名物「しろくま」を食べることです。
鹿児島の繁華街、天文館のむじゃきはしろくまの本家ということで訪れてみたところ、実は中華料理店なんですね。昼過ぎだというのにイートインの行列ができていましたが、テイクアウトのしろくまを買って、近くの公園へ。

二人で「大」を食べましたが、二人で食べても後半食傷気味。

自転車で市街散策。公園で遊んでいた女子高生に「西郷隆盛像はどこですか?」と尋ねて、教えてもらったところに建っていた大久保利通像。

市街中央の公園はフリーマーケットや路上アーチストなどがたくさん。道行く人もなんだかお洒落で広島の街より活気を感じました。

鹿児島でのもうひとつの目的は、こむらさきのラーメンです。かんすいを使っていない麺が独特で、ビーフン・そうめんに近い感じ。たっぷりキャベツとあっさりスープで、全体的にはラーメンというよりは、変な和食。店は繁盛していましたが、900円という価格との折り合いはついていない感じ。

16:30 桜島へ

フェリーの鯉も威勢よく泳いでいます。

海からの全景。首から上は植生がなく、阿蘇の山上のように茶褐色で覆われています。
カーフェリーはドライブスルー状態で桜島側に高速道路のような料金所があります。

桜島中腹の湯の平展望台からみた鹿児島港。手前は桜島。

18:00 道の駅たるみず

途中に寄ったコンビニ。焼酎の一升瓶が束になっています。

道の駅たるみずは温泉を併設しています。ガラス張りの浴室からは海越しに桜島がドド~ンと見えます。屋外には無料の長~い足湯も。

みんな考えることは同じようで、ここで一晩を過ごす車両の多いこと。キャンピングカーや、車中泊に特化した車両などいろいろ居ました。うちは昨年同様、カーサイドタープ&車中泊。あれこれあった1日でしたので、自分はぐっすりと眠りましたが、Ryocoはいつもとかわらず夜中に起きて搾乳したようです。

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2 Comments

けい

車中泊に興味津々です!
車はノアだよね?自転車積んで気まま?旅行っていいですね。
北海道ツーリングを思い出すなぁ。
子供がまだ小さいとなんかいろいろ制約はあるしその分お金はかかるしで
旅行らしい旅行をしてないや。
ほんとは子供たちにいっぱいいろんなところを見せてやったり体験させたりしたいのに。

「夜中に起きて搾乳」っていうのに共感。
そういえばこの旅行には赤ちゃんいないようだけど、どうしたの?
夫婦水入らずもステキだけどね!

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つがたく

うちは普段から荷室にバイクを積むので、ノアの後ろのシートは外しているんですね。
なもんで、遊び道具をいっぱい積んで行くんだけど、さすがに夜寝るときに車外へ
荷物を置かないと広々と眠れないので、車の外にこれ
http://www.ogawa-campal.co.jp/camp/07carside/living_dx/index.html
つけて荷物は外に置いてます。4畳半くらいの空間ができます。
昨年夏はこの外の空間の中に更にテントを張って、
車内と車外テントにそれぞれ寝るという旅行をしました(<3人旅だったので)。
ベビーは妻実家に預けてました。今Ryoco(妻)がとなりで連休中のこども日記を執筆中です。

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