GROM リアショック交換

ジムカーナに使うつもりはないのですが、なんかジムカーナに使うのに耐えられるマシンに仕立てないと気持ちが落ち着かない感じのうちのGROM。初見で戦力になるって思ってしまったからいけないんでしょうけど、微妙に期待も込めてリアショックを交換することにしました。

ジムカーナの練習会では1回しか使っていませんが、その際フロントフォークのオイル粘度と油面を上げた以外ほぼノーマルで結構攻め込んでみて、最低でもここはなんとかしないと勝負にならんな、と思ったのは、「タイヤのグリップ」「ハンドル切れ角(<切れすぎ)」「エンジンパワー(<なさすぎ)」「接地しまくるステップ」「グニョグニョで車体を前へ押し出さないリアサス」でした。旋回力は申し分ないし、かなりのスピードでコーナリングできるのに、ハイスピードコーナリングすると接地しまくってまだまだ攻められるのに車体がそれを許してくれない。ので、ステップとリアサスをなんとかするのは必須です。ちなみに、街乗りで使う分にはタイヤもステップもリアサスも、まったく問題ないといって良いと思います。

リアサスの交換。下側(スイングアーム側)はインナーフェンダーを取り外せば簡単にボルト・ナットにアクセスできます。上側はバッテリーを取り外して右のシュラウドカバーを外したらボルト・ナットにアクセスできます(<追記:サービスマニュアルによると、アッパー側のナットは右のシュラウドを外して、リザーバータンク・レギュレートレクチファイアを外すのが正しいです。じゃないとナットを締めるのにトルク管理ができません。締め付けトルクは上下ともに44Nm。)。

上が味も素っ気もないノーマル、下がTAKEGAWA製のリアサス。GROM用のリアサスはタイ製の製品でいろいろ発売されていますが、イマイチ何が良いのか分からないので国内メーカーにしてみました。調整機構はイニシャルのみですが、とりあえずお試しということで。

 

購入してまだ1ヶ月少々だというのに、フレームの接合部の溶接痕周辺の塗装がはがれて錆が浮いていました。んんー、ちょっと様子見。

交換完了。雨で外を走れないのでガレージ内でまたがってみただけですが、ポン付けの設定でノーマルより硬めな腰。ダンピングは弱めだけど、車格や車重を考えるとこんなもんなのかな。コース走ってみないと良し悪しは分からないですね。これでアクセルON時の圧がバネに食われるんじゃなくて、ダイレクトにタイヤにつたわるようなフィーリングになればいいなと思います。

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