江田島ツーリング

早朝からNSRをつついて、新しい部品がないと先へ進めない手詰まり状態になってしまったので、昼前から走りに行くことにしました。昨日GROMだったので今日はNUDAにしようかと思いましたが、島巡りをしたくなったのでGROMにしました。島の海岸線を走るにはNUDAじゃつまらないのです。

とはいうものの、廿日市から呉までは有料道路も走れないのでNUDAがいいですね‥呉を過ぎるといろいろ日常的じゃないものが目白押しなので排気量関係なく楽しめます。潜水艦の見える呉の海上自衛隊基地は、日曜日に艦艇の公開をしているようで、今日は護衛艦の内部見学が出来る日だったようです。たくさんの人が正門前に並んでいらっしゃいました。

第二音戸大橋を渡って本土を離れ、最初に目に付いたのがこれ。写真じゃスケール感が伝わりませんが、かなりの量の何か。まさか塩じゃないだろうと思っていたら、とある情報筋から「工業用の塩」というお返事をいただきました。雨降っても溶けないものなのかしら。

最初の目的地は「合正(がっしょう)ガーデン」さん。知人グループが先週ここで穴子天丼をたべたそうなのですが、味もなかなかだったということで今日の昼食にさせてもらいました。

店内に入ってびっくり。テラスがとってもお洒落。お昼時を過ぎていたので、お客さんはかなりのんびりされていました。

テラスから見える風景ものんびりしていてとてもいい感じ。何もすることがなかったら、ここでぼーっとするのも楽しそうです。

でてきた穴子天丼。どんぶりに収まらない穴子‥。今回頼んだのは「穴子天丼ハーフ」で、普通に穴子天丼を頼むとこの穴子が2本並びます。写真で見ると大味そうな感じですが、穴子はふわふわのホクホクでしつこくなく最後まで飽きることなく食べられます。

能美島にはその名も「砲台山」という山があります。訪れてみると、山頂付近に下関の火の山公園の砲台跡にも似た、明治時代からの遺構が残っていました。何もないのにその何もなさがかなりの雰囲気。弾薬庫や宿舎跡など屋根付き空間がたくさんあるので野宿に最適と思いましたが、夜一人で泊まるには結構コワいかも。

展望台としてつくられたわけじゃなくて、海側への砲撃のために作られた構造物ですが、おかげで広島方面の展望は抜群です。宮島から江田島までの大パノラマの海景が広がっています。

広さでいったら下関の火の山公園よりも広いです。これだけの規模の遺構を何で今まで知らなかったんだろう。

この手の砲台跡は宮島でも見られます。

発射位置を知られないようにするために、海からは見えない位置から山なりの軌跡で砲撃したため、曲射砲と呼ばれていた、と書いてあります。

島の内部にある公園にはボヨンボヨンしたドームがあって、お母さんが跳ねていました。子どもと遊びに来たい!

鬼も居ました。ナルキ、きっと泣くな。

たまたま通りかかった鬼のお店は「豆が島」という大豆製品の専門店。豆乳ソフトは自分で好きなだけ巻くことができます。

江田島と広島の船の便は思いのほか頻繁にあって、30分に1本。下手な田舎よりよほど便が良いですね。

昼前に出て約170km。距離でいうともの足りない感じがしますが、GROMだとかなり走った気分になりますし、実際とても充実した内容の島巡りでした。昨日の廿日市や佐伯区の山奥めぐりは半日コース、船で島に渡って島巡り(宇品から江田島までは原付込みで片道850円!)は1日コースで楽しめる遊びになりそうです。

そうそう、昨日はゲルザブなしで、今日はゲルザブありで走ってみました。ゲルザブがあっても尻が痛くなることには変わりありませんが、痛くなり始める時間が遅くなるのと、痛くなってからも痛みが許せる範囲という感じです。ゲルザブなしの痛みが100としたら、ゲルザブありの痛みは75くらい。GROMで長距離ツーリングをGパン履きで行くなら、僕の尻の場合、絶対に合ったほうが良いです。

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