九州ダンロップ杯から帰ってきた翌日。目的地を決めずにツーリングへ出発しました。四国は日本で一番暑い場所になってしまったので、とりあえず西へ向かい、フェリーに間に合いそうだったので九州へ行くことにしました。ホント、出発からそんな感じですから、九州でどこへ行くというのも決めずに徳山から大分県入りしました。
船の中でツーリングマップルを眺めながら、ボールペンで行きたいところに★マークを付けて、それらを一筆書きで結んで全体のルートを決めると、まず九州の東側の海岸線を縦断ということになりました。宮崎から先は楽園ですが、延岡から宮崎までが、二度と走るか!と思った強烈に退屈なルートです。高速道路でパスすることもできず、国道の1本道で車が連なっている等々、バイクでも面倒臭いことこの上ない。まーでも、急ぐ旅でもないので、面倒臭さも思い出にしようかと、とりあえず別府・大分を一般道で抜けて佐賀関へ向かいました。
ツーリングマップルに載っていた、ガードレールの無い海岸線道路。佐賀関半島の南側です。
こんなとこ。それほど長く続いていません。
岩を縄で繋いで御幣がぶら下がるだけで目出たい雰囲気が出来上がるのが不思議です。大小の岩があればすぐ縄で繋いでしまうのか、このあたりには夫婦岩が結構ありました。
関サバ・関アジを食べておこうと飛び込んだ食堂の定食は少々値が張りましたが、僕の場合宿泊代がタダなのであんまり気になりません。刺身の量が寂しいように見えますが、身の締まりが半端ないので、大量に食べるようなものじゃないんですね。
津久見の半島の先にある保戸島という島は、マグロ漁業の基地になっている島で、四角い建物が島の斜面をビッシリと覆っていて異様な雰囲気です。‥てな感じで、半島巡りをしていたら、いくら予定が全くないとはいっても全然南下できず、少々焦ってきました。
海沿いは暑すぎるので、少し山に入って最初に停まった温泉のある道の駅は、そこでも37℃あったので宿泊は諦めて、更に山の中へ入ってみました。
ととろのバス停。ホントに昔から「ととろ」という名前のバス停だったようです。家族連れやカップルがひっきりなしに訪れて写真を撮っていました。
道の駅で出会ったBMW R50。1970年代のバイクです。メインフレームや前後の懸架をみていると、ゼロから考えてこうなったんだろうなぁ‥という独創性に素直に感心してしまいます。エンジンもなんだか有機的なラインで、生き物みたい。荷物もライダーの恰好も、タイムスリップしてきたような見事なコーディネートでした。こういうバイクって消耗品どうしてるんだろう?
宿泊はそのままその道の駅北川はゆまで野宿。このくらい間隔があれば十分だろう、という見当はいつも間違っていて、大抵ハンモックを吊るにはもう少し木の間隔が離れている方が良いです。
初日の走行距離約350km。
長旅ご苦労様でした、
今後の参考にさせてもらいます。
ところで、古いBMWのパーツは、
値段はともかく意外と有るみたいですよ。
写真だとわからないけど暑いんでしょうねえ。
昨日、田子倉〜奥只見湖走ってきました。下手に足伸ばすよりこっちの方がいいね。900kmいったかも。
例のハンモック、カラビナ+鉄の輪っかを組み合わせたらロープの固定がえらく簡単になりましたよ。http://youtu.be/1iJTjful66M
>くにくに
開聞岳は是非!って後で調べたら幽霊スポットだそうで‥。
>柏くん
海沿いの連日36~37度は、知らず知らずのうちに疲労がたまるよ。
3日目から山コースになって、ずいぶん楽だと感じたもの。
もうね、1日900kmとか考えられんわ。今のバイク、ケツ痛くてw
カラビナ&リングの件ありがとう。早速真似します。