新型計測器(ハード編)

エクセルの計測器はテンキーの「+」・「/」・「*」に「シグナルスタート」・「スタートライン通過」・「ゴールライン通過」を設定しているので、テンキーを分解してそれぞれのキーを押したことにしてやればエクセル側が反応して計測が可能です。

「F10」・「F11」・「F12」キーにも同じようにアサインしています。テンキーパッドを使わずにキー設定が自由に変更できるゲームパッドを使うという手もあります。(後で分かりましたが、ゲームパッドを使う方が加工は簡単かもしれません)

amazonで一番安いiBUFFALO 製のUSB接続テンキーを購入してきて分解します。

テンキーのキーの下には薄いシートが2枚。上のシートと下のシートが接触するとキーが押されたという信号が流れます。このシートにプリントされた線を辿って、どの線が繋がったらどのキーが押されたことになるのかを調べます。

キーは19コありますが、線の数は12本(内、12本目は未使用)。それぞれの組み合わせで19種類のキー信号を流しているわけです。

調べた結果。

左から3・5・6・7・9番目の端子を短絡させてやることでキーを押した信号をPCに流します。そこでそれぞれの端子にリード線をハンダ付けしました。

さて、これを納める箱とスイッチ類も用意しました。大会なら本部でシグナルスタートボタンを押すだけで良いのですが(まー、PCの画面クリックでも良いんですけど‥)、練習会では計測者が任意でシグナルスタート押せた方が便利なのでリモコンも作ります。


配線図。リモコンにゴール通過のボタンがあると便利だと思ったので付けてみましたが、そうなるとケーブルは4芯必要なので、長いケーブルが手に入れやすいLANケーブルを使う事にしました。

配線はいたってシンプル。色分けもしてあるのでとても分かり易い。

というわけで、計測用ハードウェア完成です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です