NUDA900R バッテリー取り外し

タンク部分やテールカウルが極端に薄いNUDAのデザインを実現できたのは、F800のエンジンがバッテリーをシリンダ背面に収めた構造だったからといえます。このバッテリー、前々からどうやって外すのかがNUDA乗りの皆さんの間で疑問視されていました。一見するとバッテリー自体が巨大で、エンジンとフレームの間から抜けないのではないかと思えるのです。だからといって上から抜くとなると相当量のパーツを外さなくちゃならなくて、ハテナ?な構造でした。

で、外してみることにしました。バッテリーカバーを外すだけでは抜けなくて、ドライブスプロケットカバーを外してはじめて抜き取ることが出来ました。

絶妙なクリアランス。スプロケとチェーンを外すともっと楽に抜けます。

12V、12Ah、200Aとあるバッテリー。ターミナルの形状が国産バイクによくあるものとは違いますね。

ごっぽりと空いたバッテリーホルダ。挿入されたバッテリーはその手前に被せるカバーで固定される構造でした。

取付時。ターミナルを外す時はマイナス側から、取りつける時はプラス側からですが、プラスマイナスの両極を指で仮止めしたしたあと、不用意にラチェットで増し締めしてラチェットがフレームに触れてしまいました。

バチバチンッと激しく火花が飛んでフレームが溶けました‥可燃性のガスが充満していたら爆発間違いなしです。パーツクリーナーを大量に使う作業じゃなくて良かった‥。プラスのターミナルをキチンと止めてから、マイナスを取り付けましょうね。

さて、実はバッテリーのターミナルを外す直前に「もしかしたら、バッテリーを軽い気持ちで外しちゃいけいないんじゃないだろうか」と、ふと思って手が止まりはしました。で、外してしまった後に調べてみたところ、BMWのマシンはシステムがカレンダーを持っていて、バッテリーの取付から1年経つと「メンテナンス!」とインジケーター表示する車両もあるとか(リセットするためにはディーラーへ持ちこみが必要と)。NUDAのインジケーターにはそのような表記もありませんし、問題なくエンジンもかかりましたが、電装系についてはほとんど全てがECU(電子制御ユニット)を経由している配線なので、素人判断で手を出すのはちょっとコワいですねぇ。

5 Comments

ぶん田

お~バッテリーの取り外しの疑問が解決されたね~
ご苦労様です&ありがとう。。

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つがたく

>ぶん田様
以外とNUDAのバッテリー取り外しについては情報が見つからなくて、とりあえず人柱になってみました。
走れない状態になってたりしたら、笑ってやって下さいw

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ウルフメン

はじめましてウルフメンと申します。
まだ届いてはいませんが先日、中古nuda900rをネットで購入しました。ショップにはメンテをお願いしなかったので、バッテリーは要交換とメールが来ました。
そこで、車体が来る前にバッテリーを準備したいと思うのですがネットで調べてもサイズがわかりません。
もし脱着時に採寸されていたら教えて頂けないでしょうか?
突然ですみませんがよろしくお願いします

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>ウルフメンさん
はじめまして。
NUDA購入おめでとう(?)ございます。バッテリー、寸法がわかりませんが自分もリプレイスするのに、型を知りたいですので外して採寸してみます。ちょっとお待ちください。

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つがたく

>ウルフメンさん
バッテリーについて、記事として投稿しました。http://tsugatakuya.com/?p=5707

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