NUDA900R 試乗など

モトエスエックスさんにNUDA900Rの試乗車が入っているということでお邪魔してきました。

購入を決めているのに試乗というのも変な話ですが、納車の見通しがまだ立っておらず。2ヶ月振りに乗ってみました。

軽い。押し付けがましいような押し出し感を保ちながらタコメータの針が軽くポンポン回ります。アクセルのオフ/オンの繰り返しだけでフロントタイヤが簡単に浮き上がります。前回も思いましたが、ハンドル幅が広くて近いうえにメーター類もとても小さいので視界を邪魔するものが無く、自由に走っている感じがとても楽しい。

ブレーキ、恐いくらいに効きます。はじめはABSなんて軟弱‥って思っていましたが、今回街中(不本意な急ブレーキがあり得る道路)を走っていて、これはABS有りの設定があってもイイかも‥と思ってしまいました。

で、今日は試乗メインじゃなくて購入後のコトを考えて事前に何ができて何ができないのかを確認しに行ったのでした。一番の懸案は、ETCの取り付け箇所について。一体式の二輪用ETCユニットがシート下に収まるかを一番知りたかったのです。空間的にはほとんど何も入らなそうな隙間ですが、実際にはめてみるとETCは収まりました。これでハンドル回りをすっきりさせることができます。って、シート下に置いてゲートで反応するかは試してみないと分かりませんけどね。

ガーミンのGPSかiPhoneをナビにしてハンドルまわりに取り付けようと思っています。アップライトなポジションながら、ハンドル自体は低くセットされているので、走行中の視線移動を考えたらスピードメータより手前だと正直見づらいのですが、仕方がない仕様です。

純正オプションのメーターバイザー(アップスクリーン?)。大して効果の期待出来る高さではないと思っていましたが、実際走ってみるとフルフェイスヘルメットのチンガード下あたりまで走行風から守られていました。デザインが大きく崩れるわけではないので、これは良いものですね。

リアディスク内側のスリットはABSのセンサー用のスリットかとおもったら、スピードメーターのピックアップ用なのだそうです。

NUDA900Rはオーリンズのフルアジャスタブルリアサスペンションが標準設定となっています。車高調整付きですが、車高調整と伸び側減衰調整はサイドカウルの内側なので、調整はちょっとメンドクサイ。

ストップランプまわり。車もバイクも、僕はリアのランプ回りのデザインこそ車両の格を決めると思っています。NUDAはフロントマスクも個性的ですが、なんといってもバックショットがとても奇麗だと思います。ストップランプの両脇にある黒い角のようなものは金属製のグラブバーです。こういうものがきちんと統一されたデザインの中に収められて全く邪魔にならないあたりが、このマシンの大きな魅力だと思います。

ステップのゴムにもデザイン上の遊びがあって、なんか余裕を感じます。ハスクバーナの「銃口と照準」のマークがチラ見えしています。

あらゆるところがヘクサロビュラ(トルクス)のネジになっていますが、キーシリンダを止めているネジは、頂点が5つの特殊ネジです。

NUDAのデザインが特殊に見えるのは、一般的にはボリューム感を出すために中央が膨らんだデザインをするのに対して、全体的なデザインポリシーに「中央がV字に凹んだデザイン」を採っていることにあります。そのポリシーはヘッドライトのレンズカバーにまで適用されていて、正面から見ても特殊で特徴的な形状のレンズカバーは上から見ると中央部が凹んでいます。僕は、実はココにヤラレました。こんなバイク、他にない!

GSXR1000ほどの非常識なパワー感はありませんが、一般道を走るには十分恐怖を感じる軽さと押し出し感。自分のマシンとして、ワインディングを走り回りたい!と思えるマシンです。納車いつかのぉ。

2 Comments

にしお

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どうも本家がKTMのオーナーの個人会社に買収されるとかで、先行きがちょっと心配なハスクですが、んなこたぁどうでもいい!と思える1台ですね。(^^)
早く納車されないかなぁ〜(←ひとごとながら楽しみ)

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>にしおさん
もう、昨日みたいに暖かな日に遠出できる手持ちのバイクがないというのはなんともいえない気分です。
早く納車されないかなぁ‥w

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