採用試験2次2日目。

2日目は午前:集団討論(1時間) 午後:面接A(30分)/面接B(15分)/模擬授業(15分)。

集団討論のテーマは「保護者や地域の信頼を得るために、あなたはどのような行動をとるか」です。
問われているのは「信頼を得るための行動」なので、そこを主軸に「信頼を得るために~をする」という話をしていかなくてはならないと思うのですが、6人ではじめた討論は軸がしっかりと定まっていなかったように思います。革新的な意見は必要ないのかもしれませんが、細かな施策について良い悪いといった話になりがちで、それでどう信頼につながるという根拠があるのか、といった話にはまとまらなかったのが心残り。

面接Aは3人の面接官がそれぞれ教育時事や事前に提出している自己PRの中から突っ込んだ質問をしてくるのですが、こちらは面接官が突っ込んだ話のできる方々だったので、ほぼ自分の伝えたいことはじっくりと話せました。割と時事ネタの多い面接ですが、うちは普段から教育時事についての会話があるヘンテコ夫婦なので、想定外の質問にもうまくトレンドを織り交ぜて話すことができました。
面接Bは経歴などについての事務的な内容です。自分の場合、職歴の長さが尋常じゃないので(笑)、その追跡と確認に時間がかかってしまい、面接官は2人居たのですが突っ込んだ内容の質問役の2人目からの質問はほとんどナシ。ちょっと残念。

で、模擬授業。これまで自分は高等学校美術での1次試験は2度通っているので、勝手知ったる模擬授業のはずだったのに‥中学校美術の模擬授業はなんと道徳の模擬授業!ひょーっっ!すっかり美術の模擬授業だと思ってた!観点やらさっぱりわかんねーっ。
資料として「仲の悪くなってしまった友達に、自分から挨拶してみたら?と祖母に諭され挨拶をし続けたら、友達が挨拶をしてくれてハッピーエンド」な内容の教科書のコピーを渡され、1時間分の指導案の作成と、導入部分の15分の模擬授業です。
ま、伝えるべきところは「挨拶の意味」や「挨拶の力」ですからそれが伝えられる授業を組み立てればOKなわけですが、あれでよかったのかどうかは自己評価しようがない感じでした(<道徳の指導案の書き方がわからない)。最長15分のところを9分くらいで自分から切っちゃったし。
ちなみに生徒役の先生方が3人いる前で授業をするのですが、「ハプニング」が起こるのが恒例になっています。今年は一人の生徒役が授業中に気分が悪くなって突っ伏してしまう演技でした。

終わってしまえばとりあえずひと山越えたという感じで、ヘンな気持ち悪さでいっぱいです(気持ちのやり場に困る感じ)。試験までの準備はさておき、例年になく楽しいと思える採用試験でした。

で、今週末は私学の試験、あと他に私学をもう1校出願しようと思っているので‥なかなかスカっと開放的な気分になれません。

中学校美術を受験した他の受験者のみなさん、妻を待たせていたので試験が終わってから自分はさっさと帰ってしまったのですが、挨拶もできずにスミマセン。ゆっくりのんびり開放的な気分に浸ってくださいね。お疲れさんでした。

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