院展をみてきての雑感

広島に巡回してきた再興第90回院展を観てきました。

予備校時代に教えていた生徒達が大学を卒業して作家になり、ここ数年は毎年のように誰かが初入選して作品を披露してくれています。一時は自分も目指して果たせなかった道なので、是非挫折せずに彼ら彼女らなりの喜びのためにがんばって欲しいものです。

思えばインターネットが身近になかった時代は作品を作って発表し続けないと「忘れられてしまう」という怖さから、継続して作品をつくっていたという感があります。今、そういう怖さを感じないのは間違いなくWebのおかげ(せい?)ですね。まー、でも次は人の目を意識するのではなくて自分が楽しむために絵を描いてみるという次のステップに足がかかりそうな気分。筆を折り続けることに怖さを感じてきたし(笑)。
カーボンファイバーなどゴミとして捨てても自然に還せない厄介なものが世の中いろいろありますが、(芸術)作品って更にタチが悪いものだと思うんです。そんなネガティブな面もありますがそれはそれ。生活がおちついたらまた一から出直してみよう。

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