広島市内ポタ

比治山にある広島市現代美術館まで自転車で行ってみることにしました。

うちを出てから最初の団地越えがいきなりハードなのですが、これを超えればあとは交通量の少ない旧街道をひたすら走るだけ。五日市を過ぎたらあっという間に広島市内です。

横川の藝南美術学院でジミーと小一時間話し込んで、お昼を陽気横川店のラーメンで済ませて現代美術館へ向かいます。平日お昼の市内中心地を自転車で走るなんて、会社勤めの昨年からしたら考えられないコトです。気持ちのゆとりっちゅーか余裕が違います。

広島市現代美術館は「Re‐Act 新・公募展 2007」という展示中で、タイトルどおり公募した作品の中から1次通過した20点の展示でした。従来のアート作品的なオブジェを置いてあるもの、作者自身が作品として寝ているもの、地雷除去という行為そのものをドキュメントとして展示するもの、掃除機のゴミを分類して人の生活を別の形にして表すもの、CGとマルチメディアを利用して鑑賞者が作品に入れるものなどなど、自分よりも若い作家さんたちの作品なんですが、視点も構想も多種多様で、それぞれの作品を見るたびにチャンネルの切り替えが必要でした。
一人で美術館へ行くのは久しぶりのことで、すべての作品の審査用ファイルをめくって、ゆっくりと納得できるまで作品を観ました(というより、「読みました」の方が正しいかも)が、自転車で行っているせいもあって、観終えると脳を中心とした体全体にドっと疲れが出る展示です。

帰路は横川から宮島口まで輪行した今日の走行距離は40km。

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