SuperCub モリワキショートモンスター

カブの外観で改善すると良いなと思うのは、妙に長い前後のフェンダーとサイレンサー。特にサイレンサーは短いものがあると良いなと探していたら、モリワキさんが出しているスーパーカブ110用のフルエキゾーストマフラー ショートモンスターというものが無茶苦茶良い感じに短くてカッコイイ!ので交換することにしました。

フルエキゾーストといっても、エンジンが横置き単気筒なので複雑な形状でもなくシンプル。チタンのエキパイにアルミのモナカ構造のサイレンサーでできた一体モノです。フルスチールの長いノーマルエキパイ&サイレンサーに比べると相当に軽いです。そうそう、スーパーカブはキャリアも鉄製の大きくて重たいものが付いていますが、それでもカタログ値で100kgを切る車重というのはスゴイ。うちのはキャリアもサイレンサーも交換することになるので相当軽くなるんじゃないでしょうか。

ノーマルパーツを外すのに下から覗いてみると、ブレーキペダルのアームに傷が入っていました。右コーナーへブレーキを踏みながら進入していくと、最初に接地するのはココです。右コーナーはココが接地して若干押し戻されるのでまだそれがクッションになっていますが、左コーナーで結構な勢いでペダルが接地するとペダルが可倒式ではないのでリアタイヤの加圧が抜けて跳ねたりするのでちょっとコワい。

モリワキさん、取り付けマニュアルが線描のイラスト。とても丁寧で分かりやすく、非常に好感が持てました。GROMでもいろんなメーカーのパーツを取り付けましたが、図説が写真だと見えづらいことが多くて困りました。

全体的にソリッドで安っぽい感じのカブの中で、異彩を放つチタンパーツ。

外からまるで見えないのかと思ったら、チラリズムな感じで虹色のエキパイが見えるんですね。サイレンサーは若干外向きになっているんだと思い込んでいましたが、車体と並行でした。

取り付け後、サイレンサーを馴染ませるために15分は走行してください、と書いてあったのでしばらく走ってみました。

音:うるさい。街なかで高回転で走るのはちょっと申し訳ない感じ。しかも高音のギャンギャンいう音が耳障り。
パワー:あんまり変わらない。

というわけでこれは大失敗したかな?と思ってしまいましたが、停車してエンジンを切って走り出したら、あれあれなんか改善してないか‥というわけで3日ほど走り回った時点で、音も控えめになってきたし、パワーの出方が明らかに変わりました。ECUの学習のおかげですかね。GROMでもそんな感じでした。

ノーマルマフラーで60km/h以上で走るのはエンジンに負担かけちゃってるな、という感じでしたが、このショートモンスターは中速からの伸びが良く、60km/hを超えてもまだ伸びようとする。+10km/hくらい巡行する速度が伸びたように思います。ただその分回転数が上がるので音もうるさくなるのでもうちょっとハイギヤードにしてもよいかも、と思うくらいパワーの出かたが変わりました。もっと上までスッと伸びるならハイカムとか入れてみたくなるなりますね。

でもノーマルのカブというのはバランスが良くできています。公認とはいってもこの音量音圧だとショートモンスターつけて例えばとびしま海道の御手洗地区の軒先を掠める狭い路地とか走るのはちょっと考えちゃいますし、本当はあれこれ触らずーマルで物静かに走りたい‥。

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