SuperCub 携帯ホルダ&給電

最近のバイク、まず携帯をハンドル周りにどう取り付けるか、というところから考えてしまいます。僕は最近カエディアのQi(ワイヤレス充電)対応ホルダを使っています。セロー、DUKEに続いてこれで3個目。なぜこれかというと、無接触給電の便利さもさることながら、付属しているパーツの組み合わせによって設置位置の自由度がものすごく高いのです。スーパーカブはハンドルパイプが露出していないので、ハンドルクランプタイプのホルダは使えません。

それっぽいボルトを外していけばなんとかなるだろう、と作業を進めましたが、ヘッドライト周りの上下分割、最後に車の内装剥がしのヘラを使いました。

コツはあるんでしょうけれど、四苦八苦しながらまぁなんとかパッカーン。あ、ここを開けたのはバックミラーの穴から配線を中へ引き込むため。

プラスの電源をどこからとるのか問題。サービスマニュアルがないのでそれっぽい配線を探してテスターで通電を確認しながらの作業です。社外品の分岐カプラを取り付けるところからとればいいやと楽観していましたが、ホーンに向かって左側の白いカプラの赤い線は常時通電している線で、ワイヤレス給電をしているホルダには向いていません(ホルダ側に電源スイッチはありますがいちいち切るのが面倒臭い)。結局シート下のECUリセットなどに使うカプラからプラスの線を拾いました。一部でこれは特殊作業用のカプラだから給電用に使ってはいけないという情報も散見されましたが、その線を辿れば他の機器にも給電している線とつながっているので問題ないんじゃないかという判断です。

あとでバイク屋さんに聞いてみたら、ブレーキスイッチから拾うのがカブでは一般的です、って言われました。

先に設置の自由度が高いと書いたのは、これ。小さめのミラーマウントも幅広い径に対応したバーマウントも短めのRAMマウント風ジョイントも全て付属。RAMマウント風ジョイントは特殊な付属工具でないと回せないので盗難防止にも配慮されています。

少々仰々しいですが、本体に穴あけ加工などせずに普段使い慣れているベストポジションに取り付けるにはこれしかない。

使用感は抜群です。取り外しワンタッチ。携帯の取り付けも携帯を押しつけるだけで四隅のロックが自動的にはまってくれます。背面にQiかUSB給電か電源OFFかのセレクタスイッチがついているので、Qi対応ではない携帯でも有線給電ができます。携帯を外しているときにゴチャゴチャして見える以外にいまのところ欠点が見当たりません。カエディアのQi(ワイヤレス充電)対応ホルダ、すごくお勧め。

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