桜が満開の週末。昨年のこの季節はかねてから行こうと思っていた岩城島へ渡りましたが、今年はどうしようかととりあえず夜明け前に家を出てみました。気温0度近く。五日市港から船が次々と沖へ出ていきます。寒かろうがなんだろうが漁師さんの朝は早いですね。
望遠レンズを持って出るだけで結構楽しい。
水切りのように波紋が広がっています。
住吉堤防近くであやのすけさんとバッタリ出会ったので、このあたりの穴場だと思っている桜スポットへご案内しました。ここは人がとても少ないのです。
遊歩道はS字を描いていてとても良い雰囲気の桜のトンネルになっています。
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でっかい長玉をつけたカメラを構えた方が写真を撮ってくださいました。ちょっとしたお出かけがとても良い思い出になります。
あやのすけさんにはうちのバルコニーで麦茶カフェしていただきました。
午後、家族で麦茶と桜を愛でに散歩。「犬を連れた家族と春にお散歩する人生」が待っているとは夢にも思っていませんでした。
麦茶がよく歩くので、ムスコも満更でもない様子。ムスコは昨年僕の身長を抜きましたが、今年は妻の身長も抜きそうです‥。
冬の散歩よりも、明らかによく歩きます。慣れとか成長もあるのかな。
地御前の堤防。
歩くには歩くんですが、気になるものを見つけると頑なに動かなくなる麦茶。
朝訪れた桜のトンネルは、薄陽の柔らかい日差しで綺麗に輝いていました。
桜って見頃の時期が毎年週末にかかるような絶妙な長さと、それが週末2回に渡って続かない絶妙な短さで咲き誇るのが素晴らしいと思います。「特別な週末」が毎年やってきます。
この界隈は山へ入れば1週間遅れて満開の桜が楽しめるんですけどね。
桜の小径。
翌日曜日、桜の名所を開拓するために普段足を運ばない高台の公園などをハシゴしてみました。花見が楽しめるように桜が植ってはいても木の間隔が広くて密度が足りないとか、なかなか名所と呼べるようなところは見つからないもんです。
その点、住吉堤防は610mに渡って一直線の桜並木になっているので、堤防の正面から捉えるとたっぷりとした桜のボリューム感、なんといっても向こう側が見えない。
朝から人も集まりますが、バイクも結構訪れます。このCBは知らない方ですが許可もらって撮影させてもらいました。昨日あやのすけさんにこの付近で出会いましたが、今日は彦衛門さんがいらっしゃいました。
一直線の桜のトンネルの残念なところは、いつまでも待っても良い塩梅に人がいなくなる瞬間がやってこないところです。住吉堤防は並木の外側から水鏡に映る桜の帯を撮るのも良いと思っています。
昨日に続いて彦衛門さんと地御前の穴場へ。
土曜日よりも日差しがシャープで、桜が輝いていました。
今朝の麦茶カフェは朝食付き。ひとりでも結構楽しい自宅アウトドアも、人がいるとなお楽しいです。
お昼は近所のスポーツ公園へお弁当を持って花見散歩。2日も続いて家族全員で歩いて花見に行くなんてもう有り得ないだろうと思っていましたが、これも全部麦茶のおかげ。
昼過ぎてバイクでおでかけする気持ちも失せてしまったおかげで、フィットのスタッドレスタイヤを外す時間をやっと作ることができました。天気が良かったものの気温が上がらない週末だったので、歩きの近所巡りでも十分楽しい二日間でした。
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