690DUKE 周防大島ツーリング

周防大島くらいだとツーリグというにはちょっと距離が足りないというか、フラっと走りに行ってきただけという感じもしますが‥割と暖かい今年の冬も明日からは本格的に寒くなるということなので日中の暖かい時間に走りに出かけました。
早朝出るのも寒すぎるので8時半とかに家を出ると、周囲はすっかり明るくなってしまっていてもうなんかやる気が萎える‥これが夏至のころなら薄暗い朝4時あたりから活動開始ですからすでに4時間半も夏にリードを許している感じがしてしまいます。時間と距離を稼ぐために玖珂まで高速で移動。途中の気温が5度くらいでしたが、690DUKE、ツアラーとしての能力も高まってきているので全然辛くない移動でした。

周防大島入りしたところで、グリップヒーターの電源が入らなくなりました。ナックルガードのおかげで夏グローブでも指先の感覚がなくなる、みたいなことにはなりませんが、ちょっと早めに帰らなくちゃ。

いくつかDNFの上がっているキャッシュを目指して走ります。嵩山の展望台から。

嵩山の展望台は1階部分がガラス張りなので、天体観察なんかするための待機所として利用するのにとても良いんじゃないでしょうか。まぁ、途中の道程が夜走るにはちょっと‥みたいな道ですけれど。

中央左上の砂洲でつながる島、今ならなかならスリリングな訪島ができそうな感じ。海景も楽しむツーリングの日は、一応潮位表を見て満潮・干潮の時間は把握しておくようにしています。

大島はここ以外も山頂にある展望台は360度のパノラマビューのところがほとんど。嵩山山頂の展望台から南方面へ数分歩いて下ったところにあるこの展望台、視界は180度ほどですが、大島の数ある展望台の中でも特別に個性的なところだと思います。

花道みたいな通路の先に展望所があるので解放感抜群。

嵩山から四国方面の周防大島を一望。素晴らしい。地形を把握して眺めるとなお楽しい!

海水浴場は‥というより島全体に観光で訪れるシーズンを完全に外してしまっているのか、どこへ行ってもガラガラでした。シングルベルのクリボッチビーチ。

隠れ名勝、四ツ小島。

さて、陸奥記念館の公園の屋外展示保存されていた新明和PS-1を遠く眺める場所に仕掛けたキャッシュがあるのですが、先月PS-1は解体廃棄されてしまったのでそのウリがなくなってしまいました。僕が知っている限り初めてここへ来た時にはPS-1が置いてあったので、それから幾年月、あの大きなオブジェが無くなってしまうというのは何とも大きな喪失感‥。

PS-1が置かれていた場所はすっかり整地された更地になってしまっています。どこかへ移設して解体するのかと思っていましたが、家屋を解体するように大きなハサミのついた重機でジョキジョキと機体を紙切れのように切断しながら現地解体されている様子が報道されていて、これまた結構衝撃的でした。

ここも一応コンテナの存在を確認。無事でしたよ。

DNFが上がっていた石風呂。ここも問題なし。

石風呂、私有地っぽいんですよね。

中を覗くとごく最近何かを燃やした跡が。石風呂(内部を高温にしてサウナのようにして使う)として現役という噂もチラホラ聞こえていましたが、ここの石風呂は本当に使われているようです。

寒くなる前に帰路につきました。これは岩国ループ。

690DUKE、ワインディング天国の周防大島でちょこちょこつつきながら走ったので、後半はもうこんなに簡単・速くていいの!?と思うような出来栄えになっちゃって、冬だというのにちょっとはっちゃけてしまいました。お尻も全然痛くならないし、よく曲がるし、なによりパパパパパパ‥とどこからでも加速していくのがホント癖になってしまう楽しさです。

愛着のあったNUDA900Rを手放したので遅まきながら以前から乗りたかった690DUKEを購入できたのですが、実はこの年になって乗るにはちょっと過激か?と思っていました。でも、もうちょっと若いうちに乗ってしまっていたら命が無くなっていたようにも思うし、もうちょっと年取って乗ったら楽しみきれなかったようにも思うので、今乗るのも悪くないタイミングだったかな、と思います‥ああ、でも正直690DUKE、今とこれからの僕では楽しみきれないようにも思わなくもない。ちょっとコワい。

ゆっくり走ればいいじゃない、って思うでしょ。ゆっくり走るとガタガタして全然面白くないバイクなんですよ‥。

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