下関・門司散歩

家族でお出かけ、下関。

先月訪れるつもりだったのが、雨で尾道散歩に変更してしまったので、今回は満を持しての下関散歩です。
自宅から下関は200kmくらい離れているので、約2時間強かかります。出発が9時になってしまったので到着したのはもうお昼前。まず唐戸市場で早めのお昼ということでお寿司を食べることにしました。

僕は唐戸市場は初めて訪れたのですが、想像していた以上に「市場」と「直販」が融合しているところで、店先に並んだ寿司を竹のトングでつまんで注文、というものすごいダイレクト感のある販売方法で寿司が飛ぶように売れています。

安くて、ネタは大きめ。歯ごたえに新鮮さを感じました。これで1000円ちょっと。

市場内の自由に食べられるところは限られているので、向かいに九州の見えるウッドデッキの歩道で食べている人がたくさん居ました。

寿司だけでは食べたりないので、海鮮丼も購入。1個800円。ネタ多目、ご飯少な目。

市場の二階から。ゴミゴミしていますが天井が高いので開放感は抜群です。

大学4年生のときに東京から九州までツーリングしたときに寄った覚えがある火の山公園。関門海峡を見下ろす山の頂上付近にあって、眼下に大パノラマが展開する、あり得ないくらい都合のよい場所に位置する公園です。

20年ぶりに訪れたので、記憶にあるのはおぼろげな「すごい景観だった」という思い出だけ。ほとんど初めて訪れた感覚です。展望台からは流れの速い関門海峡を見下ろし、流れに乗っている船と流れに抗っている船の苦楽をゆったりと眺めることができます。

公園の奥には子供が大はしゃぎできる遊具も備えてあり、大変楽しめる場所でした。

公園は昔の砲台跡の地形をそのまま使っていて、弾薬庫などの遺構が独特の雰囲気を生み出しています。

彦島は下関の南端にある島です。島といっても本州と3本の橋でつながっているし、細い水道1本分しか離れていないので、ほとんど陸続き的な感覚の土地です。この3本の橋のうち、真ん中の橋が時間によって吊り上げられて船の往来ができるようになっていて、橋の東側は瀬戸内海、西側は玄界灘(日本海)ですから、その潮位のずれから水門を開くとものすごい勢いで狭い水道を海水が流れる‥とどこかで誰かに聞いたように思っていたものですから、いつか訪れようと思っていたところでした。

実際に来てみると、水路として使う時間帯は決まっていて、残念ながら水門は閉ざされて橋というか道も降りたままでした。結局現地でYouTubeの橋の持ち上がる動画を見ただけ、という無駄に贅沢なことをしておしまい。

関門トンネルを抜けて門司へ。門司港レトロ景観地区を一巡しておしまい。

往路で食べられなかった(というか、寿司を食べるために食べるのを控えた)中国自動車道王司パーキングエリアの肉うどんを帰りに食べました。見た目や予想に反して肉もスープも薄味で、噛むと甘辛く濃い煮汁がでてくる肉うどんとはまったく別物の食べやすいあっさり系肉うどんでした。

今日のヒットは火の山公園かな。「鷲羽山&瀬戸大橋」並みの「展望所と橋のつくる景観」のコラボ。前回の尾道では動画をものすごく中途半端に4カットだけ撮って帰宅後公開したので、今回は動画もたっぷり撮ってきました。

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