CB250R セミリジットハンドルポスト

このバイクの決定的にダメなところは、ラバーマウントされているハンドルポストの強度が弱すぎるところです。ハンドルポストはトップブリッジとラバーを介して固定されているのですが、いわゆるつがターンのような足つきターンをしてハンドルをこじると、簡単にハンドルが斜めに曲がってしまうのです。これはダメだ。
というわけで、トップブリッジからハンドルポストを抜いてラバー部分をリジットマウントになる金属パーツに交換です。

この手の作業をする時に、取り外しきれないハンドルがむちゃくちゃ邪魔になりますが、うちでは上から吊ることで解決しています。

ステムナット、103Nmの高トルクで締まっています。インパクト使いました。キャップは思ったよりも深く刺さっているんですね。なかなか抜けなくてどうなっているのかと思ったよ。

ステムナットを外してトップブリッジを抜こうとしたら、抜けません。おじいさんはおばあさんを呼んでおばあさんはまごを呼んでまごはいぬを呼んで‥まだまだトップブリッジは抜けません。

なんと、ライトとメーターユニットがごっそりトップブリッジにくっついて、アッセンブリで持ち上げる構造。フォークが刺さったままだと抜けないので、トップブリッジの裏にソケットレンチが入る程度に持ち上げて作業継続です。

コレ、以前乗っていたGROMで使ったリジットマウント用のカラーで、金属パーツが4枚入っていました。ラバーはハンドルポストをトップブリッジに直接触れさせないように上下2枚でポストを支えています。これをこの金属に交換すると完全にリジットマウントになります。GROMの時は交換後の硬質な感じが嫌で、下側はゴム、上側はリジットにしていたので、2枚余っていました。その余りを今回使いまわそうかと‥とここまで来て目に入ったのは「適合車種 GROM(JC61)」という文字。車種専用なのか‥!?

左:ノーマルのラバーマウント、右:金属カラーに交換してもの。こちら側に挿す分には問題ないのですが、トップブリッジ側のすり鉢状の穴と金属カラーの形状が微妙に形が合わないようで、少しカタカタと動きます。

本当に微妙なアタリだったので、金属ヤスリで削って整えました。

これでピッタンコ。ハンドルを組み付けたところ、以前よりは動きが少なく、全く動かないわけでもない。セミリジット化です。まぁ、以前より少しでも良くはなれど悪くはならないでしょう。

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