バンディット250のあるガレージ

ご近所飲み友達のチェリーちゃんから「フロントタイヤが回らなくなって煙がでている」と連絡いただいたので引き上げにいくと、ブレーキパッドがディスクローターを挟んだ状態から戻らなくなっていました。キャリパーを外して車に積み込んで、自宅に持って帰って作業開始。

最初はキャリパー側のピストンの揉み出しくらいで解決するかと思っていたのですが、ピストンの動きが恐ろしくシブいのでピストンを抜いてみると、ダストシールが縮れ気味に変形していました。その後の流れ。ちなみにブレーキ周りは1年半前にシール類等々新品パーツで組み直しているとのこと。

  1. ダストシールはそのまま組み戻してピストン磨き直し、オイル注入してエア抜き→ブレーキのタッチがいつまでもスポンジーなスカスカなまま。しかも出て来たピストンが指では押し戻せない。
  2. キャリパー側のバンジョーも外して、キャリパー全バラして洗浄。組み直し→ピストンが押し戻せず、症状解決せず。
  3. マスター側の問題かと思い、マスター側のバンジョーを外してキャリパー側のピストンを押し込むと、指で押し込める。ということはマスターシリンダーの問題かと、全バラ→マスター側は問題なし。
  4. 全部組み直してエア抜き→スポンジーなタッチが解決しない。レバーの動きにあわせてディスクプレート自体がたわんでいるのを発見。ピンスライドの動きは良好。

ということで、いまのところお手上げ。変形したダストシールが抵抗になっているんじゃないかという点がいまのところ怪しいので、安い部品から交換してみるのが吉かと。

4 Comments

おかぢむ

乗ってる間、ずーっと軽く指がかかりっぱなしとかないですよね?

過去に、軽くブレーキペダルに足が乗った状態。
というので、リアブレーキがバンデット同症状になってとまったことがありますが

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つがたく

そんなことがあったと発覚した日には、卒業した教習所の指導員の方が、「俺の生徒でありながら!」となりかねないので要注意です。

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