690DUKE ショート化

ノーマルの690DUKE、520チェーンの116リンクでスプロケは16T/40T(2.500)。世間ではリアを2丁増やして16T/42T(2.625)にするか、フロントを1丁減らして15T/40T(2.666)にするか、いずれにしてもショート化するのが定石のようです。
ノーマルの690DUKEは僕の印象だと、5速は90km/h、6速は100km/h以下ではエンジンがバタバタ振動して走れない。一般道を車の後ろについて走るには、3速では回り過ぎ、4速ではバタバタギクシャクしてしまう。ワインディングではタイトターンが2速では立ち上がれず、1速まで落とす場面がある。と、とにかく使いづらいギア比のバイクという印象。そこで前側を1丁落としてみることにしました。

リアアクスルを固定しているボルトを手で回そうとしても硬かったので、迷わずエアインパクトを使いました。が、外してビックり、この大径ナット、アルミ製。大事な箇所なんだけれど、大丈夫かと心配になってしまいます。

カシメの入っているドライブスプロケットを固定しているナットもアルミ製。こちらは人力で回りました。

ノーマルの16T、チェーンの外れ止めの金属のガイドスレスレに見えますが、17Tまでは入るという情報がありました。

交換後の15T。少し余裕ができています。

走ってみてびっくり。これまで我慢して走っていた箇所がことごとく改善されていて‥まぁそれでものすごくなったとかいうわけでなく、普通になっただけなんですけれど、とにかく普通に走れるようになりました。ショート化で高速域でエンジン回り過ぎるのが心配されるパターンですが、実際走ってみるとこういうもんかと思えばエンジンの回転数も不快感もなく連続走行できる範囲です。

みんな口をそろえて「はじめからこれで売ってくれよ」と言ったり書いたりしていますが、僕も申し添えます。はじめからこれで売ってくれよ。

2 Comments

たら

アルミのアクスルナット、結構ビビりますよね。
怖いので私は常に予備を持ってましたよ。

ギヤ比は、街中は3速までしか使わないと決めてました!
タカタあたりのサーキットでも3速まででしたね~

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